ハローメロディ#7

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そうして自宅に戻った俺たちは
メンバーへ熱の原因が感染症ではないことを連絡を入れ


看病しやすいように和室に寝かせた山田を気に掛けつつ
少し早めのお昼ご飯を食べていた














山「いのぉちゃん、、ゆ、やぁ、、？」



高「いるよ〜？」

伊「起きた？具合どう？
頭痛いとか、気持ち悪いとかない？」


山「ん、、だっこぉ、、、、」


伊「いいよ、おいで」



高「はい、体温計」

伊「ん、ありがとね」














あれ？
抱っこした時に触れたこの感じ


もしかして？







伊「やまちゃん、おむつ濡れちゃったね？
新しいの替えよっか？」


山「ぅん、、おきたら、ね？


あの、ね・・・・めん、、さぃ…。」




伊「いいんだよ？出たなら良かった
脱水になってないか心配してたもん。

偉い偉い。だから大丈夫 ね？
お熱測る前にサッパリしちゃお」



こんな状況で失敗しちゃった事を本人が気にしてしまったら、それこそ可哀想だしね

だから排泄があったことに
安心したよって伝えて






伊「具合が悪い時は良いの
頑張らなくて大丈夫だからね」

山「んぅ、、」



納得はしてない様子でも
自分の状態は分かってはいたんだろうね
その後、小さな身体は安心材料に頼っていた








坐薬が効いてくれたのか
多少は熱も下がっていて37.8と
また微妙なラインを示しつつ



高「喉乾いてない？水分取っておこうか」


伊「ちょっとでも熱下がった時に何か食べない？
お薬も飲まなきゃだし、何がいい？

お粥食べる？
フルーツとかゼリーとかもあるよ？」



山「、、おなか、すいてない…」


伊「んーそっかぁ、、
あ、コレは？美味しそうだね？」



パウチタイプのゼリーを見せれば
少し興味を示したのか


山「ぶどう、、」



高「ん、コレな？
飲めるだけで良いからね」


蓋を開けて渡せば、喉は乾いていたのか口をつけ始めれば半分くらいは飲んでくれて




伊「他に食べたい物ある？
何かあれば、なんでも言ってね？」


山「ない、、」



伊「じゃあ、とりあえずお薬飲んじゃうか〜」









山「おくすり、やぁだ、、」


高「先生、甘いから美味しいって言ってたけどなぁ〜？」


伊「試しに一回飲んでみたら？」



山「、、にがいの、ない？」


伊「今の身体に合わせたお薬だから
大丈夫なんじゃない？

ほら、匂い嗅いでごらん？」




何処か懐かしい粉薬の袋を開け
山田の鼻に近付けてみたら



山「いちご、、？」



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