ハローメロディ#7

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伊「え、、、っ、と、、」




医「眠れているようでしたら
使わずに様子見して頂いて構いません

熱や身体の辛さで眠れなかったり、グッタリして水分も取れないようでしたら使ってもらえたら少しは安心かと」



高「どっちの方が効果がある…とかはありますか？」



医「ぅーん、効果というと
年齢が低い子は一般的に坐薬かな

入れる時は嫌がるかもしれないけど
一時的にでもかなり楽になるとは思うよ」



高「じゃあ、、坐薬の方がいいのかな…」



医「眠れていて
水分も取れているようなら使わなくても大丈夫です

"お守り代わり、持っておいたら安心"
くらいで出しておきましょうね

夜中とか、高熱で眠れないようでしたら使ってください

説明書きも一緒にお渡ししますので
そんなに不安に感じなくて大丈夫ですよ
とりあえず、お熱も高いですし
今一度こちらで使っておきますか？」





そうして俺たちは
坐薬の保存方法や使い方を一通り教えてもらい
今も熱が高くてグッタリしてる山田に
実際に看護師さんが使ってくれた事で

次、自分達が投薬しなければならい時の
イメージを持つことができた。













山「っ、、いたっ、、、わぁぁんっ
やっ、、いやっ！！

やだったのぉーーっ、、んぅ〜！！泣」





高「そうだよな、、嫌だったねぇ
でもさ、こんなに熱高いと俺らも心配だから…

これでちょっと熱下がったら
お家でアイスでも食べよっか？ね？」



山「んーんっ、あーしゅも、やっ、、泣」



高「わかった、今は全部嫌だな、、笑

頑張ってくれたから、お薬効いて
熱も下がるし身体楽になるよ

伊野尾くん戻ってきたらすぐ帰ろうな〜」






病院に来てから検査と坐薬で
痛みに不快感、身体のしんどさ
全てが重なってグズグズMAXな山田も


この不調の中、抱っこでトントンされたら
体力も保たないらしく




山「、んっ、、、ぐずっ、、」



首辺りにコテっと
頭を乗っけてきたかと思えば
手には大事な"持つやつ"

にぎにぎしながら口元近くで
抱えてるのは、かなり眠たい証拠







山「、ふぅ、、、ん、、、すぅ…すぅ…」









伊「ごめん、お待たせ…

あれ？寝た？？」




高「ん、やっぱ身体はキツいんだなぁ…
ちょっと泣いてたけどすぐ寝ちゃった」


伊「39度超えはキツいよね…
ココから坐薬で一時的に下がってもまた上がるだろうし



はぁ、、家で坐薬なんて使えるかなぁ…」



高「ね。
このまま下がれば良いけど…」



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