ハローメロディ#7

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知「大貴のベッドで寝てたなんて珍しいね？
それより、1人なの？笑

大貴は？」





山「だぃちゃん、、おきなかったの」



裕「大ちゃん、、本当相変わらずだなぁ笑」



山「でもね、だいちゃん
ふあふあくれたぁ…」



寝起きポヤポヤで話す
涼介が発する言葉はいつになく幼くて…









知「ん？これ？
良かったね、一緒に寝てたもんね」



山「かみなり、、ばいばい、、、なった？」


裕「あ、こっちも雷凄かったんだ？」




山「ん、、ゴロゴロ、いっぱい、、
おっきいおと、ずっとしたの……


もう、ない？」



知「うん、もういないから大丈夫だよ？」


山「ぅん、、」









.







徐々に帰宅するメンバーと
涼介からかなり遅れて起きてきた大貴




そして、涼介の手には
寝起きから手離される事のないブランケット




光「よしっ、ご飯できたよー！」



有「お、うっまそぉ〜！」


伊「山田も、お椅子座るよー」


山「ん、はぁい」









ふっ、、笑



知「ねぇ、涼介？
ご飯の時はブランケット置いておきな？
溢したら汚れちゃうよー」



有「あれ、俺があげたやつ〜♪
めちゃくちゃ気に入ってんじゃん〜！」






薮「ずっと持ってんね笑
余計赤ちゃんっぽく見えるような…」



高「なんだっけ…
ブランケット症候群？？

そうなっちゃうんじゃないのー？笑」






伊「ま、良いんじゃない？
今日みたいな事があった時

安心できるお気に入りグッズが
あるのとないのでは違うだろうし。



ほら、よくさ…
ちっちゃい子って、タオルとか…
ぬいぐるみ、、お母さんの上着、、？


何か一個お気に入りを
肌身離さず…って子いるじゃん？

ソレと同じだよ笑








それに、今日はまだ昼間に感じた不安を
引きずってるだけでしょ…笑


ね、やーまちゃん」







山「んー？」




寝起きからずっと握りしめて離さないソレは


夕方のニュースにも取り上げられるほど
凄まじい勢力だった雷雨の恐怖を救ってくれた
救世主なブランケットで



今日の出来事をきっかけに
涼介の"安心毛布"として仲間入りした。











寝る時は勿論

眠たい時や
不安になったり、甘えたくなった合図に


必ずこの"ふあふあ"を手にするようなったのは
言うまでもなく




ライナス毛布ならぬ、、

涼介の安心毛布"ふあふあ"は





俺たちの中で＿＿＿





"手に持ってるやつ"＝"涼介の持つやつ"


とも呼ばれ始めた。





fin.

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