ハローメロディ#4

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伊「ん....？
ね、いちご食べたでしょ？」




山「えっ、、、なんでわかったの？
ヒカがね、かってきてくれたぁ…」









山田を抱っこした途端

ふわっと香るいちごの甘い匂いが伝わってきて
すぐにわかった




高木が
"ご飯全然食べなかった"って言ってたけど
いちごは食べれたなら良し。










不思議だよね〜
大人が食べてもこうはならないのに
子どもが食べると凄い香るんだもん


今の山田も
全身で食べたんじゃないかってくらい
甘い香りが漂っている






伊「んー？
だって、すっごい苺の匂いするもん笑
お前、本当にちっちゃい子と同じじゃん！」



"アレ？なんだっけ〜
おもちゃの映画の、、、

いちごの香りがするテディベアみたい！"








なんて1人爆笑していれば













山「んん"〜！！
ちっちゃい子って…！バカにしてる！！！！


いのおちゃんの、、、ばかぁー！！！」






ポスポスと全力の力で叩いてくるけど
笑っちゃうくらい全く痛くなくて




伊「バカになんてしてないってー！笑



良い匂いって言っただけじゃん〜！！

ちょ、落ちるっ、てか！！落とす！
俺ひ弱なんだから！！！笑笑」





戯れ合ってくる可愛さと、少しでも元気になった様子に
ホッとした瞬間だった。



















その後も変わらず、山田のベッタリは続き



夕飯を食べる時も、膝の上に座ったまま
食べさせないと食べてくれない程の

甘えた状態な様子にも





原因が分かっているからこそ
誰1人茶化すことなく


先生が言っていた




"時に甘やかし過ぎと感じるくらい"とは



まさにこの事…と思うほど
みんなが山田に対して優しく、温かく接していた





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