ハローメロディ#4

▼....(提案) ページ26

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伊野尾side



山「あのね、、、、？

俺、ここ数日
ずっと考えてたことがあって……



話したいことが、、、あるんだ」















漸く落ち着けて
山田ご乱心事件も無事に終わったと思ったら




"話したいことがある"と言われ
また違う緊張が、メンバーに走った


















薮「な、、なに？……涼介」







山「その、、、上手く言えるか分かんないし




本当にどうなるか、とか？具体的に…？

まだ全然見えてない、、、んだけどさ…」
















"俺の今のこの状況を
公表するのはできないのかな、、、？"















何を言うのかと思って
息が詰まりそうになっていたら…


山田は
自分が子どもの姿になってしまっている事を
公表したいと言い出し











伊「それは、、、また……なんで？」




理由を聞けば、山田はゆっくり
考えていたことを話してくれた。















自分を抜いてグループ活動を継続していく事に対し


実際問題…






隠し通すのも難しくなっていることで
周りが困まり始めていているのを肌で感じていた事



周りの人や親しい人、ずっと自分を支えてくれて
自分たちを応援し続けているJUMPのファンの子たちに

嘘をついているみたいで、苦しいこと。
















そして、、普段お世話になってるスタッフさん
沢山のJUMPチームの方々


なにより、一番はメンバー。










家族のように大切に思っている人に
自分のせいで嘘をつかせているのは
もう耐えられない…と。










山「病院の先生が言ってた

"詮索"とかはさ…
勿論、あるかもしれない。。

でも、俺の場合
元々そんなのは付いて廻ってるわけだし




一般の、、その…
俺と同じ症状の方に影響が出ないように…？
それは難しいのかもしれないけど。。



病院側にも迷惑とか、、
世間的にも騒ぎ立てる事になっちゃうとは思うんだけど…」












"どうにか…ならないのかな、、、"





山「難しいことだけど…
もうこれ以上隠し通すの、、無理な気がする


このまま俺がテレビにも
グループの活動にも姿を現さなければ

きっとファンの子はさ

"体調不良"
"活動休止"
"脱退"
"退所"

って騒ぎ始めちゃうだろうし




俺、そんなつもり全くないし…

ずっと付いてきてくれたファンの子に
要らない心配、、かけたくない







ぅーん、、実際は心配かけちゃうんだけど



悲しませちゃうかもしれないけど

それなら、ちゃんと事実を伝えたいんだよね....」





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