ハローメロディ#4

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暫くは泣き続けていた山田も
だんだん落ち着いてきて


まだ泣いていた名残で
身体は微力ながらもしゃくり上げ

背中は上下してるけど…











抱っこしてる山田の身体は
少しずつ重たくなっていく











山「、、だ、ちゃん、、ぁ、、りぁと、、」


本当に小さな声で、そう聞こえた後







腕に感じていた重さが明らかに変わって

顔を覗けば、涙の跡を頬に残し
山田は静かに瞼を閉じている



















有「………寝たよ」


結局そのまま
泣きつかれて眠ってしまった。






あれだけ泣いて、喚いて、叫んだら
体力も相当消耗しただろうし、無理もない

それにいつもならもうとっくに
昼寝を始める時間は過ぎてるしね…

















まだ眠りが浅いのか
時々背中はヒクヒクしてる気はするけど





泣き疲れてでも眠った山田に




とりあえず今は
メンバーみんな、力が抜けた…。











伊「だいちゃん、ありがとう、、、」

薮「とりあえず良かった…」






光「ごめん、、
俺が昼ご飯ラーメンなんかにしたから…」




伊「いや…それは違うよ、光。
たまたまキッカケになっただけで

遅かれ早かれ……
どっかのタイミングで爆発してたと思う」






薮「全然気付いてあげれてなかったなぁ…」


高「でも、眠ってでも落ち着いて良かったよ。



有岡くん、さすが…ありがと

ね、知念も
もう大丈夫だよ？」







知「ん、ごめん…僕も切り替えなきゃ、、」

裕「俺もごめん、、
今までみんなに任せっきりだったし…」





薮「誰も悪くないよ…
でも、俺からも一個だけ…ごめんね、、？

病院で言われた涼介のトイレのこととか…
なんとなくあの時は涼介の気持ち考えたら…言えなくて





全然問題なく過ごしてたからさ、涼介。

たまたま、、まぁこの前はあったけど
どうにか気持ちも切り替えてたから……






それ以外にも色々、、ね。
本人の"大丈夫"って言葉に安心し過ぎてた
俺も反省だわ…」




有「そんな事ないでしょ
薮くんやいのちゃん、高木に光くんには
本当にしっかり甘えられてるって思ってたしさ








多分、1人で考え過ぎてたんだねぇ
泣いて、叫んで、ゆっくり寝て

起きたらスッキリしてれば良いけど…」






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