ハローメロディ#3

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そう、小さく呟いた山田に

俺も覚悟を決めた











伊「全然おかしくもないし、恥ずかしくなんてないよ？
大丈夫。



俺こそごめんね？
もっと早く、ちゃんと話聞いてれば

こんなにずっと、、1人で
不安なまま過ごさなくて良かったのに…」



















『それでさ、山田。



そんなにずっと
心配で不安でいるくらいなら…



















先生が言ってた

"安心材料"






使うのも、１つの手だよ？』














多分…




そう伝えた時の俺自身の声も、手に取った時の指も
どちらも凄く震えていたと思う。












病院から帰宅した後



"もし必要だったら、一応…"って


中身は見えないよう紙袋に入れて、マネージャーが届けてくれていた"安心材料"をクローゼットの奥から取り出した。













山「.....っ、、ぇ........っ、、」


伊「ぅん、ごめん…ビックリしたね、、」











山田が驚くのも、無理はない。



俺だって実際手に取れば
触れたこともないし、身近にはない物だから

変に緊張する…。












それもそのはず
マネージャーが持ってきた紙袋の中身は
　



どこからどう見ても
幼い子どもが使うサイズのオムツなんだから...。








伊「病院で先生の話を聞いて
マネージャーがね？夜に届けてくれて。


必要なければ、山田の目には入れない方がいいかな？ってクローゼットに片づけてたんだけど.....」









山田は何も言わず、ただ俯いている。
　





そりゃ、いきなり

明らかに乳幼児が使うようなモノを差し出されたら…









誰だって目を背けたくなって当然だ。




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