ハローメロディ#3

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山田side




翌朝、目が覚めれば
夜はあんなに不安で堪らなかったのが


一晩経って
嘘のように気持ちはスッキリしていて…







こんなにぐっすり眠れたのは
伊野尾ちゃんのおかげだ、、と思った。















心配だった"安心材料"は無事で
使う事なく迎えられた朝にホッとして




山「いのおちゃん、、、」


伊「ん？おはよぉ〜」



山「お、おはよ、、


あの、、ね、、、、、、？」

















"大丈夫だったぁ"




＿＿近くに寄ってそう小声で報告すれば






伊「お、良かったじゃん、頑張ったね？」



って...
くしゃくしゃな笑顔で頭を撫でてくれて






もう、、また子ども扱いしてる…って
咄嗟に口から出そうにはなったけど





きっと
伊野尾ちゃんだって話し辛かっただろうし


だから・・・








やっぱりまだちょっと恥ずかしいけど




自分でも分かるくらい


ハニカミながら笑顔を向ければ
伊野尾ちゃんも優しい顔で笑い返してくれた。












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結局翌朝だけじゃなくて、その後も
朝、失敗してることはなく過ごせてる。











もう良いかな？って

何度も思ったんだけど
どうしても夜になると不安が抜け切らなくて…








1回だけ、、と言いながら

結局あの日以来
安心したい気持ちに負けて





自分で"絶対に大丈夫…"って思えるまでは
"安心材料"に甘えることにした



















『そりゃ、、、恥ずかしいけど…








もしね？



朝起きて、お布団…濡れちゃってたら
そのほうがもっと恥ずかしいもん。。。。









そんなのは、、絶対、、、、、やだ、、、/////』




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