ハローメロディ#3

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伊野尾side



風呂から上がってスマホを手に取れば
明日の予定以外にも色々メッセージが入っていて


返信したり、ネットニュースをチェックしていれば
結構な時間が経っていたと思う。












その間に、小さな陰が
何度も通っていくのは横目に感じていた。













気にしていないふりをしつつ
山田の表情を離れた場所から伺えば



どこか不安そうなのは一目瞭然で…











眠そうにしていたと思えば、ハッと目を開ける。














うーーん


明らかに、、何か…ある、、？







眠いのに寝たくない…





なんだ？
1人で寝るのが怖い、、、とか？








それとも、最近夜は早めに寝ちゃってたから…
ココでみんなと一緒に居たいのか？




とは言っても……
自室にいる人や風呂に入っている人もいて


リビングには大ちゃんと俺、山田だけだし。。











そのまま輪には入らず、2人のやり取りに耳を傾ければ


山田は無茶苦茶な言い訳をしてて






大ちゃんもそれ以上は…と思ったみたいで
困ったように、チラッと目線だけを俺に向けた。









どうしたのかなぁ…
あんなに不安そうに、落ち着きのない山田は珍しい。










眠たいのに、寝たくはなくて…
寝る時間が迫って不安そうにする…













あ、まさか、、？










俺も適当な理由をつけて
山田を2階の部屋に誘ってみることにした。








伊「山田〜


明日のさ、俺の私服。
ちょっと見てほしいんだけど、いい？」



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