検索窓
今日:16 hit、昨日:5 hit、合計:67,526 hit

ページ28

お盆に乗せられた夜ご飯を口に運びながら玉ちゃんの羽を思い出す

白くて大きくて…
鶴の羽みたいに綺麗だったよなぁ

ん?玉ちゃんの苗字って確か“織鶴”だよね?

だから鶴の羽なのかな!?



名前が関係してるなら私は“雛虎”…
雛だから私の羽って成長する事なく小さいままなの…?
ってか雛って飛べる前の鳥の事だよね!?







1人で自問自答をしていると

新「おめさん なんで中にサイジャ着たままなんだい?」

と 右隣の新開さんが首をかしげる

結局今日もこの席になってしまった
もう席を移動するのは諦めようと思う





雛「あぁ 後で走ってこようと思って」



新「1人でかい?」



雛「はい そうですけど…?」

え?もしかして自主練ダメなの?

今日の山ヤバかったから
自分で登りやすい方法見つけようと思ったのに



荒「はぁ?あぶねぇダロ」

私の頭を荒北さんが叩く



雛「大丈夫ですよ 大通り走るんで」

私がそう言うと
珍しく私たちの会話を聞いていたのか
新開さんの右隣の人…東堂さんが
会話に入ってきた



東「いくら大通りでも
ここは山道だから 夜は車通りが少ない
女の子1人じゃ危ないぞ?」



雛「はーい…
じゃあ誰かにお願いするかぁ」












雛「で…なんでこうなったんだ…」

先輩にお願いするのは気が引けたから
同級生でクライマーの真波くんか坂道くんってなって
坂道くんは見つけられなかったから,結局は真波くんにお願いしたんだけど…





真「なんで東堂さんと荒北さんと新開さんがいるんですかぁ?」



荒「不思議チャンズだけだとあぶねぇダロ!」



東「俺は真波の先輩として「面白そうだったから」おい新開…」

荒北さんと東堂さんと新開さん
まで付いてきてくれました…



雛「私としてはありがたいですけど
先輩方は休んでなくて大丈夫ですか?」



荒「あぁ?大丈夫ダヨ」



雛「ありがとうございます…」

荒北さんはそう言ってくれたけど
先輩に見てもらうなんて…
しかも他校!!
迷惑かけてばっかだよ…



そう思ってたのが顔に出てたのか
東堂さんが声をかけてくれる

東「俺たちの事は気にするな
勝手に付いてきただけだからな」



雛「は,はい!」

コクコクとうなづいていると
先輩は目を細めて笑った

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
66人がお気に入り
設定タグ:弱虫ペダル   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Mayu(プロフ) - 朝日奈ひまりさん» 本当ですか!?ありがとうございます\(//∇//)\ (2020年2月22日 15時) (レス) id: bf6e64c20c (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈ひまり(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました。これからも楽しみにしてます! (2020年2月22日 13時) (レス) id: d23a242a1b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Mayu | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/  
作成日時:2020年2月16日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。