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玉「うぅ...疲れた...」
雛「玉ちゃん凄い頑張ってたもんね〜」
玉「田所さん速くて...
あ〜お腹空いた」
雛「さっきパワーバー貰ってなかったっけ？」
玉「もう食べた」
雛「え？」
練習終わってから貰ったのにもう食べたの？
この子パワーバー食べるの新開さん達よりも早いかも。
お風呂の持ち物を取りに部屋に戻ると梢ちゃんが居ない。
玉「美華ちゃん，梢はどこに行った？」
美「さっき彼女の先輩方が部屋に来て，梢さんはあの方達について行きましたわ」
玉「先輩...？
分かった。ありがとう！
私たちお風呂行ってくるね」
美「はい」
玉「ん〜...」
雛「さっきから何考えてるの？」
玉「梢が先輩について行ったって美華ちゃんが行ってたでしょ？
梢は良く呼び出し食らうんだけど，問題起こしてないと良いなぁって」
雛「梢ちゃん問題児なの！？」
玉「まぁ授業中は良く寝てるっぽいけど...
そうじゃなくてホラ，真波とか悠人とか人気でしょ？
だから嫉妬した女子達が...」
雛「玉ちゃん達も大変だね」
玉「雛虎ちゃんだってそうでしょ」
雛「私は無視してるから」
玉「なるほど」
雛「玉ちゃんは無視なんかしちゃダメだからね」
玉「うん...？なんで？」
先月，私を呼び出し，必死に悪口を言っていた子の言葉に耳を傾けず携帯をいじり続けていたら泣かれてしまった。
余計私の立場が悪くなってしまったのだ。
女は怖いよ。
「調子に乗ってんの？」
「どういうこと？
近づくなって言ったよね？」
雛「うわぁ...何やら怖い雰囲気だよ」
玉「あっちゃぁ...あれ梢だよ」
角からチラリと様子を伺うと，2人組に絡まれている梢ちゃんが。
でも本人は左程気にしてないらしく真顔で2人組の顔を見つめている。
「ねぇ聞いてんの？」
梢「え？あ，はい。
でもメニュー決めたのあたしじゃないですし。
それに一緒に居るのはしょうがないでしょう？
だって
先輩も自転車部入ったらどうです？
女子部員募集中ですよ」
まだ何か言いたそうな2人組を残して梢ちゃんはこちらに歩いて来る。
梢「玉さん...盗み聞きですか？
良い趣味してますね」
玉「あ，いや...」
一言そう言うとまた歩いていく梢ちゃん。
玉「梢ってたまに凄く怖いんだよね...」
雛「“メニュー決めたのあたしじゃない”ってどういう事だろ」
玉「明日のメニューの事かな？」
2人で顔を見合わせて首を傾げた。
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るあ - つづきが楽しみすぎます😭ずっと探してた小説なのでなおさら、 (12月19日 0時) (
レス) @page21 id: d7f61c3b63 (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - サヤさん» 最近更新が遅くて申し訳ないです...ありがとうございます！頑張りますっ (2021年5月23日 23時) (レス) id: bf6e64c20c (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年5月23日 20時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mayu | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時：2021年4月12日 23時
