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美華 side
美「先に戻っててもらっても良いですわ」
梢「分かった」
私たちは一度休憩を挟んで，更衣室で水分補給をした。
総北に水泳の授業は無く水泳部も無いので，プールを見るのも入るのも久しぶりです。
先程玉さんが筋トレを終えてこちらのグループに合流した。
そろそろ戻りましょうか。
美「わぁ...」
流石私立...と言うべきでしょうか。
先程泳いでいた所とは別のレーンに飛び込み用に深くなっているところがある。
設備も綺麗でとても充実していて，トレーニングが捗りそうです。
別に総北に不満を持っている訳ではありませんわ！
雛虎さんと同じ学校が良くて受験したんですもの。
...お父様やお母様は少し不満げでしたが。
美「わっ」
上からプールを覗き込んでいると，背中への衝撃と共に重心が前にのる。
ドボンッ！と音と共にクルリと身体が一回転。
美「〜っ！」
何でこんな時に...！
脚を攣ってしまい水中で身動きが取れなくなってしまう。
無意識に身体に力が入ってしまい，どんどん水面が遠ざかっていく。
息が出来ない。
水を沢山飲んでしまった。
苦しくなって来てジワジワと恐怖心が増してくる。
私プールで溺れてしまうの？
リレーで賞に入る程得意なのに。
どうしようどうしよう！！
「美華ちゃん！！」
ぐいっと強く腕を引かれ，誰かの腕の中に収まる。
そんなに深く沈んだ訳ではないのに，水面に上がるまでが酷く長く感じられた。
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るあ - つづきが楽しみすぎます😭ずっと探してた小説なのでなおさら、 (12月19日 0時) (
レス) @page21 id: d7f61c3b63 (このIDを非表示/違反報告)
Mayu(プロフ) - サヤさん» 最近更新が遅くて申し訳ないです...ありがとうございます！頑張りますっ (2021年5月23日 23時) (レス) id: bf6e64c20c (このIDを非表示/違反報告)
サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年5月23日 20時) (レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mayu | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時：2021年4月12日 23時
