｛弱虫ペダル｝勝利の女神の奮闘記2期 No.2

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小「へぇ真波くん幼馴染の委員長さんが居るんだ？」

真「煩いけどね〜」

雛「幼馴染の女の子が居るなんて少女漫画とかでしか見た事ないよ。
ユニコーンと同じくらいのレベルかと」

玉「最早伝説だよね〜」



“ね〜”と玉ちゃんと顔を見合わせていると後ろから雪にぃが声をかけてくる。



黒「お前ら向こうのメニューは終わったのかよ」

真「も〜酷いなぁ〜
ちゃんと終わらせましたよ」

玉「先輩こそ浮いてるだけで良いんですか？」

黒「俺はお前と違って水泳も(・)得意だからな。
休憩だ休憩」

雛「大人気ない...」



小さく呟いていたつもりが雪にぃには聞こえてしまったようで，じとっとした目で見られてしまった。





玉「楽しみだね〜」

雛「おかしいんじゃない？」

玉「小野田くんだって真波だって“楽しみだ”って言ってるよ！」

雛「それはあなた達がおかしいだけであって...」



プッシュアップをしながら話しているのは今年のインハイコース，日光いろは坂の話。

クライマー組や玉ちゃんはワクワクしているようだけど，私は本当に嫌。
この子達の気が知れないよ。





雛「出来る限り絞って軽くしないと」

玉「この前体重計乗ったらまた増えてたよ」

雛「筋肉で重くなったんでしょ」

玉「それじゃあダメなのにぃ！」



太ももの外側に筋肉が付いて来てしまい，余計足が太く...
割れた線が薄くなって来たお腹に手を当てながら“はぁ...”と息を漏らした。

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