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NOside
鳴「小野田くん…？」
“見届けろ”
その言葉が今泉と鳴子の頭をよぎる
今「背中を…見てるのか…？」
小「見て すごい
こんなに全力で走る3年生をこんなに近くで見るのは初めてだよ」
「あの…前に巻島さんと走った時に言ってた事があるんだ
自転車で…“自転車で会話する”って…
なんていうか会話してる気がするんだ
ヘンかもしれないけどそんな気がするんだ」
「あの…3年生はボクらに…
強くなれって言ってる気がするんだ！」
強く＿…！！
こいつを伝えるためにオレたちを残したってのか！？
オレたちにオレたちのこれからのために…！
この人たちは見とるのか総北の＿
ワイらが担う未来を…！！！
3年の想いに気づいた2人はお互いにヘルメットを掴み
「「おるあ！／うおぉら！！」」
と頭をぶつける
今「ありがとな小野田，雛虎！」
鳴「おーきに小野田くん，雛虎ちゃん！」
「「目が覚めたぜ／で！！」」
これが実を結ぶのは1分後かもしれねぇ
それこそ1年後かもしれねぇけど＿
背中見ろつんなら見てやるよ！
その背中に穴あくまでトコトン！
心に焼き付けてやるで！！
今「役目終わったつったの誰だ」
鳴「お前やろっ」
今「あぁオレだ！」
鳴「ワイもや！」
後ろの空気が変わった事に気付いた3年は笑みを浮かべ，さらに加速をする
金「もっと上げるぞ田所！！
他の者は振り落とされるな！」
「「「「はいっ！」」」」
金城たち，総北のプレッシャーが迫って来たのを感じた箱根学園
新 「来たなやっこさん」
福「振り切れ新開」
新「オーケー寿一！」
福富の言葉に箱学も加速をし始めた
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作者名：Mayu | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時：2020年6月23日 22時
