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26.レッツゴー珍メンバー ページ12
雛「んー…でもどうやって追いつけばいいんだ？」
意気込んだのは良いものの，前まで追いつける手段がない
“協調”が出来れば何とか行けるかもしれないが，この集団の中にはしてくれそうな人がいない
待宮に騙されてメンタルも体もボロボロだ
「雛虎さんちゃいますか
どないしたんどすか？」
肩をつつかれたので後ろを振り向くとそこには紫のジャージが
雛「薫さん！
呑まれてたんですか！」
薫「はい
総北，箱学に置いて行かれた思たら，広島の作った集団に呑まれてしもて…
とんだ災難どした」
そこまで言うと薫さんは真剣な顔つきになる
薫「うち，前に追いつきたいんどすけど…“協調”しまへんか？」
その言葉に驚きを隠せない
何て良いタイミングだ
薫「“どうやって追いつけば良いんだ？”って言うとったのが聞こえたさかい
うち，クライマーどすけど，御堂筋くんに鍛えられた…
そやさかい平坦も余裕で引ける…！」
雛「私も…協調相手探してたとこだったんです
よろしくお願いします薫さん！
あ，あと“雛虎”で良いです
敬語も無くして！堅苦しいの嫌いなの」
薫「わかった よろしなぁ雛虎
うちの事も薫って呼んでや！」
その言葉で私と薫の協調が始まった
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作者名：Mayu | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/manyamanya1/
作成日時：2020年6月23日 22時
