あ ま い ひ と 。 学校のカイダン

３話目 ページ5

飴を口の中で転がしながら廊下を歩いてく 。

皆が 、「おはようございます 。」って

頭を下げていく 。


最初は 、「そんな事しなくていいわ。」

とは言ったけど＿＿


「私達は好きでやってるので 。」


と上手く返されてしまった 。

それからは 、習慣のように全生徒が行う 。


それで、考え事をしていたら＿＿＿＿


ﾄﾞﾝｯ


「っ 、すいません 怪我してないですか？」

「前ちゃんと見ろよ A … 。」


当たったひとは 、どうやら夏樹だったみたい


「お前どこにいたんだよ 、皆探してた ＿ 」

そうやって耳元にささやく 。


「やめて 、何か撮られたら終わる 。」


と言って腰にまかれた腕を振りほどく 。


一応、テレビにでる身なんだからと言ったけど


突然、肩に顔を埋めてきて


「じゃあ＿＿撮られなければなんでもしていい の？」


「からかわないでってば ！」


と色々言い合ってたら ………、


『 只今から生徒総会を行います 。生徒は

お集まり下さい 。くりかえします＿＿』


放送が入った 。


「今日何かあるの ？」

「あぁ？あー確か生徒会長決めたんだよ 。」


撮影とかで早退とか休み貰うから知らなかった。


「早くいきましょ 。」

と夏樹の手を握り歩きだ、そうとしたが


「そんなのいいから今日は休もう＿ 」

眉を下げ お願い と訴えてくるが…


「夏樹だけで休んでて 、私は行かなきゃ」

学校の大体の事は、把握しないと 。


そしたら、諦めた夏樹も一緒に来た＿＿＿







.

４話目→←２話目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す