ち ページ5
さとう｢じゃあ、行ってくるね。｣
しお｢いってらっしゃい！さとちゃん！｣
『いってらっしゃい。』
さとう｢Aちゃん。｣
『何？』
さとう｢しおちゃんのことよろしくね。｣
『うん。』
さとう｢あ、あと知らない人が来てもドアを開けちゃダメだよ？｣
しお｢わかった！｣
その時のさとうちゃんの笑顔は少し怖ばって見えた。
さとうside
早く見つけなきゃ。
じゃないと私の幸せを壊されてしまう。
？｢あ、あの。｣
さとう｢はい。｣
？｢このアパートに住んでる方ですか？｣
さとう｢はい、そうですけど。｣
？｢この子に見覚えありませんか？俺の従姉妹なんです！｣
さとう｢…。｣
こいつだ。
私の幸せを邪魔する奴は。
さとう｢ごめんなさい。ちょっとわからないです。｣
？｢そうですか…。お時間取らせてしまってすみませんでした。｣
さとう｢こちらこそ力になれなくてすみません。｣
あの様子だと今日の夜も来る。
絶対に許さない。
私の邪魔をする人は…
さとう｢…計画的に排除しないと。｣
しおside
しお｢ねぇねぇ、Aちゃん。Aちゃんには家族はいないの？｣
『家族？』
しお｢うん。｣
『…いたよ。でもね、私にとっては嫌いな人達だった。』
しお｢嫌いなの？｣
『うん。私ね。さとうちゃんが連れ出してくれなかったらずっとあの暗い部屋の中で一人だったんだよ。』
しお｢そうなんだ。｣
『でもパパとママは私のことが大好きだった。コレが欲しいなって思ったらパパはなんでも買ってくれた。コレってなんだろうって思ったらママはすぐに教えてくれた。』
しお｢ふぅん…。｣
『…家族って言ったら……今かもね。私にとっての家族はさとうちゃんとしおちゃん。』
しお｢え？｣
『一緒にご飯を食べて、一緒にお風呂を入る。そして一緒に寝る。前の生活では有り得なかったの。』
しお｢しおもさとちゃんとAちゃんのこと家族だと思ってるよ！｣
『そっか。…そうだよね。』
神様、新しい家族をありがとう。
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ま ゆ 。(プロフ) - ハッピーシュガーライフ大好きなのでとっても嬉しいです！！！！！更新頑張ってください！！！ (2018年11月28日 23時) (
レス) id: 5e7badb16e (このIDを非表示/違反報告)
秋@女子力がない(プロフ) - えりさん» ありがとうございます！ (2018年9月25日 22時) (レス) id: 8ff33d8884 (このIDを非表示/違反報告)
えり - おもしろいですこれからも更新がんばってください!!(○´∀｀○) (2018年9月25日 22時) (レス) id: aeee45da2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋@女子力がない | 作成日時：2018年9月25日 0時
