＊ - N - ページ32
「ごめ…なさ、お二人だって…
同じ、お仕事…なのに、」
そんな泣いてんのに俺らのことまで気にしてる。
潤くんは優しい目をしてしばらく黙ってたけど、
「…ま、とりあえず今は何も考えないでさ。
泣きたいだけ、泣けばいいんじゃない？」
サラリとそう言うと彼女のコップを手にして立ち上がった。
もうね、発言からして男前だもの。
二宮さんかないませんて。
「冷めちゃったでしょ。
もっかい入れてくるよこれ」
「あ、俺のもお願い」
「りょーかい」
考えたら俺らの誰より年上の人なのに、
なんかこうして泣いてる姿は子どもみたいだな。
俯いてる頭をポンポンと撫でて、
「悪くないよ？ Aちゃんは」
小さな声で言ってみる。
悪くねぇんだよ、ホントに誰もね。
「自分の中に、そういう気持ちも…
そっか、あったんだなーってさ。
そう認めてやるだけでいいんじゃねぇの？」
「…」
「それとも、まだ許せない？
自分のこと」
「…はい」
「じゃ、それを含めてね。
あの人にそう言ってやりゃいいんだよ」
あいつはきっと、それでも嬉しいって思うよ。
Aちゃんがひとりで苦しんでる方のがさ？
あの人にとっちゃ、
よっぽど辛くて耐えられないことのはず。
「平気だっての、
それでちゃんとあいこになんだから」
「…あいこ？」
「そーそ。だってさぁ…」
聞き返したAちゃんにキッチンの潤くんが答えた。
３つのコップをまた器用に持ちながら戻ってきて、
「あいつもAちゃんと同じくらい、
自分のこと許せないと思うよ？ 今…」
座り込んだ床から、
なぁ？ って俺を見上げてる。
そうだね、きっと…
『ごめんねAさん、ごめんね』
ってさ。
言うんでしょうよ涙目で何回でもね。
「…ま、それでまたバカなこと言ってきたらさ？
遠慮せず二宮さんとこいらっしゃいよ、
何ならうちのＪの胸とか貸し出すし？」
「なんだそれ(笑)
全然、別に貸してもいいけどさぁ」
飲んでたコップをテーブルに置くと、
潤くんはニヤリと笑って俺を顎で指した。
「さすがにあいつが黙ってねぇんじゃねぇの？
限界だろそろそろ(笑)」
「あれ、なんだ気づいてたの潤くん」
「途中からだけどな」
完全に取り残されてる会話を、
Aちゃんが怪訝そうに聞いてる。
その目の前に…
俺は自分が羽織ってたシャツの胸ポッケから取り出した、
「これなーんだ」
通話中、なケータイを掲げて見せた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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薫子(プロフ) - ゆいみさん» わーナイスタイミング！今日ちょうど新作UPしたからよかったらどうぞー♪アルバムいいよねっ！心の空は娘も覚えちゃって２人で大合唱してるよー(笑)で (2015年11月22日 19時) (
レス) id: 3a4e3fadbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆいみ - きゃー！返信遅くなってごめんねー(ノ_＜) 今更だけどアルバムいいよね！ 心の空がもうどハマりしちゃってリピしまくり♪ (2015年11月22日 19時) (レス) id: 41bec0fb9a (このIDを非表示/違反報告)
薫子(プロフ) - ゆいみさん» 宮城特番も面白かったね！相葉さんのハイタッチ＆指先キュッに完全にやられたよ(/ω＼) 来週の今頃はもうアルバム聴きまくってるんだろうなぁ♪楽しみ楽しみヽ(*´∀｀)ノ (2015年10月14日 20時) (レス) id: 6043de2546 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいみ - 宮城のはM駅でちょっと見れたから嬉しかったー☆ 昨日の嵐にしやがれのもおもしろかったしほかのテレビでも特集あって満足満足ー♪ (2015年10月11日 18時) (レス) id: 3b0f397d41 (このIDを非表示/違反報告)
薫子(プロフ) - ゆいみさん» アルバム嬉しいよねー！毎年ガラッと違うテイストだからどんなだか想像もつかない♪いよいよ宮城のライブも始まるし、私は行けないけどテレビ誌とかの特集が今から待ち遠しいっ(≧∇≦) (2015年9月15日 20時) (レス) id: 6043de2546 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫子
| 作成日時：2013年7月2日 6時
