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距離間 ページ4
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「おはよ〜」
無事に遅刻することなく学校に着いた。
誰に言うわけでもなく教室に入って挨拶する。
ちらほらと挨拶を返してくれるクラスメイト。
「お前らほんとに仲良いよな」
俺だったら絶対無理。
なんて少し口が悪い彼は元木湧。
「湧、おはよ」
竜「湧くんとうっちーくんも同じじゃん」
湧「いやそこと一緒にすんなよ」
一緒一緒！と笑う竜生に、
ふざけんなと蹴りを入れる湧。
竜「痛い痛い！助けて、A！」
「竜生が余計なこと言うから」
湧「隙あらばイチャイチャすんな！」
竜「俺とAは愛し合ってるからね」
湧「よく堂々と言えるよな、すげぇわ」
後ろからぎゅーっと抱きつかれる。
竜生は少し人との距離感が近いのかもしれない。
「竜生、苦しい」
竜「嬉しいくせに」
*
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作者名：大谷
| 作成日時：2023年6月22日 13時
