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Fukazawa side
am.9:47
目が覚めたのはもうとっくに普通の人なら働いてる時間
隣で眠るAは穏やかで幼い寝顔をしていた 。
何度か見ている寝顔だけど 、見た回数分 、いやそれ以上に愛おしさが増してくる感覚に寝起きの回らない頭が
パンクしそうになる 。
何度も夜中に起きていたのは知っているから
そっと起こさないようにベッドから抜けて
リビングの机に出しっぱなしにしていた煙草と空き缶を手にベランダへ出る 。
太陽浴びれば健康にいいとか何とか
まぁそんな健康法と言うより目を覚ます為に
出るだけ
2本目に差し掛かった辺りで後ろから声が聞こえる
『 あれ 、辰哉 ？』
深「 ん？起きた？ 」
『 うん 』
深「 おはよー 」
戸惑った様子でおはようと返答をするA
ゆっくりと歩みを進め 、気づけば俺の横に立っていた
深「 なぁに 、」
『 なんで居んの？ 』
深「 居ちゃダメだった？ 」
『 … いや、別に 』
深「 居て欲しかった？笑 」
『 … 』
我ながら意地の悪い質問だとは分かっているけど
素直にAが言えるのは昨日のような時だけで
貴重でしかないから 少しからかってみたかった 。
何度か息を吸って吐いて
肺に入ってくる苦い煙の味を味わいながら
隣に自分が好んだ女の子と居る空気感を味わった
深「 昨日寝れてなかったじゃん？ 」
『 ん 』
深「 だから1人にさせなかったの 」
そう告げれば普段通りのいじりをしてくるAに
軽口を叩きながら煙草を空き缶に入れてジュッと小さく鳴った音を確認して缶を手の中で潰した 。
何も言わなかったけれど
昨日
「 別に珍しいことじゃないから 」
そう呟いて笑ったAは
ふわふわ、ふわふわ、と何だかいつもより女の子らしくて可愛らしかったけれど
掴めなそうで消えそうで ドッと不安に駆られた
離れたらいけない気がした
昨日
手を掴んだ時 Aは握り返してはくれなかった
腕を組ませれば確かに抱きしめる形で腕を持ってくれる
腰を抱いても肩を抱いても払ったり避けたりしない
でも手を握ってもAが握り返してくれることは
無い
それが何を示しているのか
それが何を思っているのか
俺には分からない
だってそんな深くまで考えたくなることなんて
A以外経験ねぇの 。
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Svvan(プロフ) - ゆめさん» ご丁寧にありがとうございます！笑 お気になさらないでくださいね(*^^*) 読んでくださってありがとうございます。今後とも是非見てくださると嬉しいです（ ; ; ） (2021年9月30日 15時) (
レス) id: ceeaea875a (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - こんにちは。すぐに読めるようにお気に入り登録をしようとしたら押し間違えてダウンロードをしてしまいました(;_;)勝手にすみません(;_;)すぐに削除をしました。申し訳ありませんでした(;_;) (2021年9月30日 10時) (レス) id: ce02170ebe (このIDを非表示/違反報告)
Svvan(プロフ) - uni_sakuma39xyzさん» いえいえ！こちらこそご不便おかけ致しますが今後もよろしくお願い致します…汗 (2021年7月21日 22時) (レス) id: ceeaea875a (このIDを非表示/違反報告)
uni_sakuma39xyz(プロフ) - Svvanさん» そうだったんですね！ご丁寧にありがとうございます！！ (2021年7月21日 20時) (レス) id: 76039bb0fe (このIDを非表示/違反報告)
Svvan(プロフ) - uni_sakuma39xyzさん» コメントありがとうございます！もしかすればバグが1部残っているのかもしれません…ですが、一応内容は視点違いにしているので読みにくいかもしれませんが申し訳ありません泣 (2021年7月21日 20時) (レス) id: ceeaea875a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Svvan
| 作成日時：2021年3月31日 7時
