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目黒side
「向井さん、モノマネ面白かったです。」
目「絶妙に似てなかったけどな。」
向「うせやん！」
バラエティの収録を終えた康二と俺。
本日の現場担当はナミちゃんだ。
「お疲れ様でした！」
「ありがとうございました！」
「またお願いします！」
スタッフさんに挨拶し、時折談笑しながら楽屋へ向かう。
ナミちゃんはスタッフウケが抜群にいい。
一度会った人の顔と名前は忘れないという特殊能力を持っていて、プロデューサーやディレクターなどの制作スタッフは勿論、カメラマンや照明・音声などの技術スタッフのこともばっちり把握している。
名前で呼んで挨拶して、近況を話して、俺たちの売り込みも忘れない。
新人ながらナミちゃんが重宝されているのは、この記憶力とコミュ力によるところが大きい。
向「この前のご飯会どやった？」
楽屋に入るや否や、康二が質問をぶつける。
先週、ナミちゃんは舘さんとご飯に行ったらしい。
「楽しかったよ！◯◯って焼肉屋さん。康二くんとも行ったことあるって舘さん言ってた。」
向「あっこか！美味しいよなあ。」
目「舘さん、めちゃめちゃ楽しみにしてたよ。ウキウキで予約してて面白かった。」
「それ阿部ちゃんも言ってたんだけど。そんなに？」
向「ナミとご飯行けるのが嬉しかったんちゃう？」
「なにそれ舘さん可愛いんだけど。」
笑いながらスマホとPCをチェックするナミちゃん。
人の目がある場では俺たちにも敬語で苗字呼びだが、裏では砕けた表情を見せる。
「目黒くん、下で山口さん待機してるって。着替えたら向かおうか。」
目「うーす。」
最近の俺はドラマの撮影に追われている。
この後も横浜に移動して深夜までロケの予定だ。
正直しんどさを感じることもあるけど、ずっとやりたかった演技の仕事だから頑張れる。
「わたし、Pにご挨拶してくるね。」
持ち物をまとめて楽屋を出ていくナミちゃん。
ふと目に入った手元に違和感を覚えて、思わず彼女の手首を掴む。
「えっなに？」
目「あ、ごめん！」
バッと手を離すと同時に、違和感の正体に気付いてしまった。
目「ナミちゃん、今日指輪は？」
向「え！ホンマや！どしたん？」
いつもナミちゃんの右の薬指に輝く指輪が今日はない。
以前佐久間くんが彼氏とのペアリングだと聞き出していたはずだ。
「あー、外しました。別れちゃったんですよね。」
ケロっと告げられた彼女の言葉に、俺たちは絶叫した。
目・向「うえええええ！！？？」
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びすこ(プロフ) - まあさん» まあさん、はじめまして！わたしも舘様寄りの箱推です🥹一緒🥹🥹嬉しいコメントありがとうございます！クラクラな展開になるかはわかりませんが😂二人を見守ってくれると嬉しいです。またいらしてください！ (1月2日 17時) (
レス) id: c715209984 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 初めまして！舘様寄りの箱推です。いや、待ってましたよこのお話😍もっともっともっと、私達をクラクラさせて下さい！ (1月1日 8時) (レス) @page46 id: c613e7ffb3 (このIDを非表示/違反報告)
びすこ(プロフ) - yukiさん» yukiさん、コメントありがとうございます😳🌹わー！うれしいです！更新頑張ります！ (9月23日 0時) (レス) id: 2dbdd1eef0 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - すごくすごく好きなお話です！更新楽しみにまっています❤️ (9月18日 2時) (レス) @page42 id: 20f54394f0 (このIDを非表示/違反報告)
びすこ(プロフ) - ひまわり。さん» ひまわり。さん、コメントありがとうございます🫶更新頻度上げられるように頑張ります！ (9月12日 20時) (レス) id: 068df6770e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びすこ | 作成日時：2023年2月25日 2時
