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#21 ページ24

大「Aー、帰ろ。」






あ「うん」





そういって手を繋いでお店から出る。






別に付き合ってはないけれど、大ちゃんも私も自然と繋ぐ。





あ「今日、なに食べたい?」





大「う〜ん。Aの作る料理なら何でもいいよ」






あ「ありがと。私は大ちゃんのオムライス食べたいけどな」







大「いいよ。このだいきんぐまんに任せろ」






ドヤ顔をしてくる大ちゃん。




大ちゃんのオムライス楽しみだなー






公園に着いたけど、なんで公園?





大「A、お手洗いいってきていい?」





へ?



お腹を暖めるポーズをしてくる





多分お腹痛いんだな。







あ「いいよ行ってきな。」





近くにあったベンチに座る





大ちゃんくらいの身長の影が見えて、大ちゃんかなと思ったら







涼介だった。






涼「A、あの人だれ?」






あ「山田サンには関係ないじゃん」





涼「あの人だれ?」





ダメだ。何回言っても多分リピートしてくる。







あ「一緒に住んでる人」






涼「彼氏?」







あ「違うけどもうすぐ彼氏になる予定」




そんな予定はない。だけどそうでも言っておかないと






きっと貴方は前に進めないでしょ









涼「なんで...なんで俺じゃないの?」






素直に言おう



あ「大ちゃんは優しくて、心がすごく綺麗だから」






涼「そっか」






あ「あと、離さないから...大ちゃんは_____。」






涼「俺は、離しちゃったけど、Aを思う気持ちは誰にも負けない



  離しちゃった分、辛くさせちゃった分、俺が幸せにしたい。」





その言葉、昔、ずっと待ってたんだよ。






そんなこともう言えるはずもない。





あ「...ごめん...やっぱり大ちゃんは離せないから。」




丁度、大ちゃんが戻ってきた。




大「誰この人?知り合い?」






あ「あーまー...そんなとこ..話終わったからいいよ」




大「じゃー行こうか。」






あ「うん」




大「ん」



手を繋ぐポーズをしてくるから







いつも通り手を繋いで







家まで歩く。

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設定タグ:山田涼介 , 有岡大貴 , 幼なじみ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2017年1月1日 18時

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