フィールドの王子様 (ページ9)

今日:15 hit、昨日:2 hit、合計:2,632 hit

帝国戦ハーフタイムページ9

no-side 雷門ベンチ

音｢……喋る元気すらない見たい……｣

それもそのはず相手は全国レベルのチームに対し

こっちは一週間前からまともに練習したチームだ経験と技術の差は歴然としている。

風｢どうなってるんだあいつら誰一人息が乱れていないぞ｣

円｢クソっ！このまま終わって溜まるか！後半は奴らを走らせて消耗させるんだ！｣

栗｢消耗って……無理でやんすよもうヘロヘロでやんす｣

栗っぽい頭の特徴の栗松を初め諦めの言葉が飛び交うしかし

円｢～～～ッ！まだやるぞ!!勝利の女神がどっちに微笑むかなんて分からないじゃないか！｣

？｢その通りだな｣

皆｢!!!??｣

どこからもなく声がグランド中に広がるその声は帝国イレブンにも観客の生徒にも響いた。

？｢円堂!!お前に一つ質問する！お前の目指す目標はなんだ!!｣

ざわざわ

円｢そんなの決まってる！フットボールフロンティアに出場して優勝する！そのために俺達はこの試合に勝つ!!｣

？｢!?｣

声を出した人物は円堂のまっすぐな思いに目を見開いた。

？｢……おもしろい……｣
？｢その思いしかと受け取った!!｣

その言葉と同時に雷門側のゴールからボール蹴り挙げられそれが帝国側のゴールに入った。

そのスピードとそれに似合うテクニックで会場全体が息を飲んだ。