# ページ10
・
あの日のことが蘇って足がすくむ。
「いやっ、離して」
『いいじゃん1人でしょ？あそぼーよー』
私の手首を掴んだまま
グイグイと引っ張ってくる男2人組。
制服を着ていると言うことは高校生だろう。
「離して…、」
手を振り解こうとするが
男の人の力には敵うはずもなく
『いいから来いよ！！！』
次の瞬間には2人がかりで引っ張られた。
私が手に持っていた傘と鞄が
地面に無残にも落ちていき
雨の降る中、
近くの公園のトイレに連れ込まれたのだ。
「お願いっ、やめて」
涙が止まらなかった。
廉に迎えにきて貰えばよかったと
今更後悔した。
・
『いいねぇ、もっと泣けよ』
・
男の低い声が耳元でそう囁いた。
ゾワっと全身に鳥肌が立ち
声が出なくなってしまった。
・
「たすけて…」
・
かすかな声は彼らの笑い声で
かき消された。
・
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かいとん - 好き！先生が好き！やばい……にやけますね(笑) (2021年2月24日 17時) (
レス) id: fb912074b2 (このIDを非表示/違反報告)
名無し37743号(プロフ) - 普通にニヤけました笑笑 (2020年7月26日 22時) (レス) id: 9d88d373a4 (このIDを非表示/違反報告)
濡れおかキィ(プロフ) - ちょ、やばいです。妄想が止まらん(( (2020年6月28日 16時) (レス) id: e9a1e390fd (このIDを非表示/違反報告)
山崎真奈 - 見てて幸せです (2020年5月30日 17時) (レス) id: 80a553586a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：milky | 作成日時：2020年5月29日 22時
