国民的女優は風磨の妹！？

家 ページ43

.


Aside






なんだろ、このふわふわした感覚。



規則的に上下に揺れる感覚。




ピタッと止んでさっきよりも更に下に沈んだと思えば、



今までに感じたことの無い柔らかさ。












目を開けると見たことの無い天井。









風磨｢あ、起きちゃった？笑 A赤ちゃんみたい｣





ん？？











｢え、ここどこ｣




風磨｢俺ん家だけど｣













｢ええ！！まってまって｣





勢いよく起きるとそこは見慣れないリビングで、



ソファーの上で寝る私の足元に風磨くんが座ってた。













｢運んできてくれた、の？ありがとう…でも…え、でもなんで風磨くんの家？

あれ、私何してたっけ…あ、打ち上げか、え？｣











風磨｢なに1人でずっと喋ってんの笑｣









もう訳がわかんなすぎて酔いなんて覚めちゃったよ






｢あ…えっと帰ります笑｣










近くにあった私のバッグを持って立とうとすると、




風磨くんは私の腕をつかんで、私をまたソファーに座らせる。










風磨｢どうせなら泊まっていきなよ｣



｢え、？迷惑かかっちゃうもん…｣







風磨｢明日仕事は？｣



｢午後から…｣


風磨｢一緒じゃん｣





｢いやでも…服とか…｣



風磨｢俺の着て？？｣











風磨｢Aと一緒に食べようと思ってアイス買ってきたのになあ〜｣





アイス？！





風磨｢食べたいって顔してるじゃん笑 このアイス食べれるの俺の家泊まってくれた人限定だから｣







｢…たべたい…｣





風磨｢よっしゃ決まりね！！！｣












そう言って風磨くんはどこかへ行ったかと思ったら




風磨｢じゃー先お風呂入ってきておいで？？お洋服とタオルこれね。｣






用意周到すぎない？笑とか考えてたら








風磨｢ほらいっておいで？なに？それとも一緒に入りたいの？｣


｢…！？！もーからかわないでよ〜行ってきます｣













.

・→←.

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す