仕 ページ14
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Aside
風磨くんとのご飯から数週間後
今日も風磨くんとのドラマ撮影。
今回のお話は
私が演じる世間知らずの天然な部下と、
風磨くんが演じる
会社
サクセスストーリーでもあり、ラブストーリーでもある物語らしい。
今はポスター撮影中
新入社員らしくスーツをしっかり着て、大量のファイルを抱えて前を向く私
カメラマン「風磨さんここに手置いてもらって…そうそう」
スーツを着崩して私の右側に立って、私の右のほっぺをつんつんしてた風磨くんは
私の左側にあった壁に手をつく
ただの壁ドンだし、壁ドンなら何回もされてきたからまだ耐えられた。
カメラマン「それで、風磨さんAさんの左肩に手乗っけて、軽く抱きしめてもらって…で風磨さん顔だけ前欲しいそう!いい!」
まって近すぎでしょ
ちらっと右側を見るとばちっと風磨くんと目が合った
心臓の音が風磨くんに聞こえそう。
表情なんて作る余裕なくて、女優さん失格じゃんどうしようなんて焦っていたら
カメラマン「Aさんの表情めっちゃ作品にマッチしてていい」
なんて褒められたからほっとした。
シャッターが押される度に少しずつ角度を変える風磨くん
確認が入っている間
風磨「Aの表情めっちゃ自然じゃなかった?
なに?俺に惚れちゃった?ん?」
「ちがいますぅープロの女優さんだからですー」
風磨「俺はAと近くてドキドキしたよ?」
なんて少し眉を上げながらこっちを見てくる風磨くん
ねえなんなの?それは本音なの?それともからかい?
余裕そうな風磨くんにちょっとむかついてそっぽを向いていると
風磨「ねえ!Aの好きなドーナツあるよ!」
「え!!まってまって」
風磨くんの元に近づくと
風磨「うっそーん笑 騙されてやんのー笑食べ物に釣られるなんてお子ちゃまだねAちゃん笑」
そう言って風磨くんは私の肩をつんつんしてくる
「はあー風磨くん嫌い」
風磨「え、嫌いはなくない?え??泣いちゃうよ〜」
嫌いなんて言ったけど、
本当はこうやって風磨くんにいじわるされるのが結構すき。
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夕 - こんばんは(*^^*) 夜分遅くにすみません。。。 更新ありがとうございます。 物語読みました。 今読んだばかりなのにもう続きが気になります。 更新待ってますね。 (3月24日 1時) (レス) @page38 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
夕 - こんばんは(*^^*) 夜分遅くにすみません。。。 更新ありがとうございます。 早速物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (3月21日 1時) (レス) @page36 id: 6d33361b7d (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます。美紀さんもお身体にはお気をつけください♡ (3月19日 22時) (レス) id: 0e22d933a0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - 夕さん» 想像以上の反響を頂き、皆さんの期待に応えたい一心で毎日更新しているのですが、私の確認不足で不快な思いにさせてしまい申し訳ありません。これからはこういったことがないようにしっかり確認をしてから投稿できるよう努めます。 (3月19日 22時) (レス) id: 0e22d933a0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - 夕さん» 名前や誤字は現在戻させていただきました。ちゃん付けやその他のことについては、ぜひ自分の好きなように想像してみて下さい。(作者なりの意図があります。 (3月19日 22時) (レス) id: 0e22d933a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蘭 | 作成日時:2024年2月25日 23時