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『というわけでただいま』
ユキ｢おかえりなさい先輩！｣
『……さ、競技に戻ろう！(やけくそ)』
まあ大事じゃなくて良かった。何故風鬼はチャミダレの殿様に笑い薬を盛ろうとしていたのか……まあいっか。
ユキ｢続いては山村選手です！｣
定位置にはいつの間にか喜三太の姿。乱定剣で選んだのは瓦。勢いよく振りかぶり、投げ────たのは瓦ではなく、
喜三太｢はにゃ〜！ナメクジさーん！！｣
ナメクジの壺。
オマケにそれは大きく的を外れ、未だ笑い泣く風鬼を取り囲む保健委員会の方へ。
『先輩逃げてー！！』
伊作｢へ？｣
風鬼もナメ壺に気づき伊作に教えようとするが笑い泣きのせいで全く伝わらず。
結局ナメ壺は伊作の頭にごっつんこ。
伊作｢アーーーーーーッ！｣
｢｢｢伊作先輩！｣｣｣
『あっちゃ……』
怪我人・患者を助けようとする保健委員会が逆に怪我負う、なんて今まで何回あっただろうか。そんなもはやお決まりの展開だ。
喜三太のナメクジはとても元気が良く、伊作の顔をうにゃうにゃと這いずり回っている。
ユキ｢第一コーナーの結果発表です。二年生の能勢選手、学園長先生のフィギュアをぶん投げたので失格。風……ふぶ鬼選手、乱定剣を投げなければならないのに毒剣を投げたので失格。山村選手、乱定剣を投げそこねてペットのナメクジの壺を不運な保健委員長にぶつけて失格！｣
『理由が理由すぎる』
後者二人はまだしも久作可哀想すぎんか？最初から学園長フィギュアなんて乱定剣候補に入れなきゃ良かったのに。
『えー、これで四人の選手が第一コーナーで失格。六年、四年、三年の三選手が第二コーナーに向かいます』
トモミ｢第二コーナーはユキちゃんに代わり私、トモミが実況しまーす！
『よろしくね、トモミちゃん』
私は！？と聞いたら何故か｢総合実況｣なるポジションのためそのままだとか。なんだよ総合実況って。おうちに帰りたい。
トモミ｢はい！ 第二コーナーは
山田｢静定剣とは特定の手裏剣ではなく、とっさの場合に持ち合わせの小刀などを手裏剣の代用として打つ方法である｣
トモミ｢ありがとうございます！｣
こうしてると山田先生の授業を受けているみたいで何だか新鮮。基本シナ先生の授業しかないから他の先生の授業もいつか受けてみたい。
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蒼葉碧(プロフ) - 春さん» わざわざpixivからお越しくださりありがとうございます！ストーリーはこちらの方が少し進んでいますので少しでも頂けたら幸いです……！ (2020年9月10日 22時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
春 - モブと色を見てpixivから飛んできました！まさか占ツクでUPされていたとは…即お気に入りさせていただきます！ (2020年9月10日 21時) (レス) id: cc81ffe234 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます〜！ヽ(^0^)ノ (2020年8月18日 18時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 主人公の性格がドストライクです。更新楽しみにしています。久々知兵助君と利吉さん格好いい！！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: ad1a18fb4b (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 凛@昆布教さん» ありがとうございます〜！新たな沼のきっかけになれたなら嬉しいです(^ω^) (2020年8月10日 22時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年7月18日 15時
