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『というわけで久々知選手、第一コーナーで早くも失格です』
｢やっちゃったな｣と言わんばかりの困り笑顔で頭をかく兵助は可愛かった。しっかり目に焼き付けといたぞ。
｢ふん、馬鹿め文次郎｣
乱太郎｢あっ食満先輩｣
伏木蔵｢
留三郎｢"イチャイチャするもんじろう"、略して"イチャもん"だ｣
文次郎｢良い子に間違った日本語を教えるんじゃねえこの野郎！！！！｣
冗談のつもりで言ったんだろうけど文次郎の言う通りだ。一部のオタクなら咽び泣いて喜んだだろうが良い子達に聞かせては行けない。私はつい想像してしまって鳥肌が凄いことになっている。
文次郎｢大体なんでお前までタソガレドキの来賓席に来てやがるんだ！！｣
留三郎｢くせ者の見張りをお前だけに任せられるわけないだろう！！やる気なら受けて立つぞ！！！｣
｢お待ちください！｣
｢｢あぁ？！｣｣
物理的に顔を大きくして怒鳴り合う二人を止めた鶴の一声の主は──
乱太郎｢庄ちゃん！｣
庄左ヱ門｢お二人はあとの競技で選手に選ばれています！勝負ならそこでしてください！｣
文次郎｢競技の選手！？｣
留三郎｢ようし、そこで勝負だ！！｣
文次郎｢いいだろう！｣
うまく収まったからいいものの一年生に窘められる六年生って。良くも悪くもまだ子供なんだな。そりゃ十五歳だし当たり前か。
一方で乱太郎と伏木蔵は柄杓が飛んできた事で自分たちの不運さを噛み締めているところだ。今すぐにでもそばに行って撫でてあげたい。
ユキ｢現在進行中の競技に戻ります！｣
『……六年生の立花選手が乱定剣として選んだのは──丼鉢です』
ユキ｢見事命中！破片が砕け散った！｣
──あっ、危ない！
ユキ｢砕け散った破片が跳ね返り、ドクタケの来賓席に降り注ぎます！｣
『続いて浦風選手の投げた生首フィギュアが跳ね返って──』
──あーっ！
ユキ｢これまたドクタケの来賓席に落下！｣
『今度は斉藤選手の投げた双六盤もドクタケの来賓席に落下……』
ユキ｢一体どうしたことでしょう……先程からドクタケ来賓席ばかり不運な目にあっています……｣
『…………』
どうしたもこうしたも
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蒼葉碧(プロフ) - 春さん» わざわざpixivからお越しくださりありがとうございます！ストーリーはこちらの方が少し進んでいますので少しでも頂けたら幸いです……！ (2020年9月10日 22時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
春 - モブと色を見てpixivから飛んできました！まさか占ツクでUPされていたとは…即お気に入りさせていただきます！ (2020年9月10日 21時) (レス) id: cc81ffe234 (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 蘭さん» ありがとうございます〜！ヽ(^0^)ノ (2020年8月18日 18時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
蘭 - 主人公の性格がドストライクです。更新楽しみにしています。久々知兵助君と利吉さん格好いい！！ (2020年8月16日 22時) (レス) id: ad1a18fb4b (このIDを非表示/違反報告)
蒼葉碧(プロフ) - 凛@昆布教さん» ありがとうございます〜！新たな沼のきっかけになれたなら嬉しいです(^ω^) (2020年8月10日 22時) (レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年7月18日 15時
