┃ ページ28
・
・
・
しんベヱ/喜三太｢けっかはっぴょ〜う！！｣
第三協栄丸｢じゃあ頼む｣
『は、はい！』
今回のオーディションの結果発表。僭越ながらモブが読み上げます。ドキドキ。
『えー……まず出茂鹿之介さん、色々減点の対象となる言動がありました』
出茂鹿｢ふっ……｣
『えっ、ちょっ、ちょいちょいちょい、どこ行くの』
出茂鹿｢どうせこのオーディションは二人とも落選だろ。こんな所には夢も希望もないからな、海賊になるのは諦めて次の就職先を探さなきゃ｣
乱太郎｢あっ、また諦めるのー？｣
そう零した出茂鹿は水練池から離れていってしまった。……何でもそうやってすぐ諦めなければいいのに。
『……続いて白南風丸さん。身隠しの盾の役のオーディション、合格です』
白南風丸｢そうだよね…………え？｣
『え？合格です』
白南風丸｢えっ………………うわぁーーー！やったぁー！！！！｣
自分の耳を疑ったらしく聞き返してきた白南風丸。……いつぞやの自分を思い出すなあ。
白南風丸｢って本当ですか、お頭……私が……｣
第三協栄丸｢ハハ、何度も言わせるな。白南風丸、身隠しの盾の役のオーディション合格！……補欠だけどな！｣
白南風丸｢よ、よかったぁああ！！！！｣
｢｢｢わぁあ……！！！｣｣｣
みんなで白南風丸の周りに集まる。場は一気にお祝いムードだ。
｢おめでとー！｣
｢やったねー！｣
｢わーい！｣
白南風丸｢みなさん、ありがとう……！｣
よほど嬉しいのか白南風丸は目に涙が浮かんでいる。
その輪は密度が高くてモブには苦なため少し離れてみていたら、戻ってくる出茂鹿が見えた。
土井｢君が持っていないものを白南風丸くんは持っていたようだね｣
出茂鹿｢土井先生。白南風丸が持っていて私が持っていないもの……人望、人徳、人気｣
『自分で言うんだ……』
第三協栄丸｢では、もっと分かりやすいように言ってやろう｣
話が聞こえたいのか、第三協栄丸さんがこちらへ向かってきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蒼葉碧(プロフ) - nasiremonさん» 労りのお言葉感謝です……！ありがとうございます！^ ^ (2020年7月18日 23時) (
レス) id: 63148b8798 (このIDを非表示/違反報告)
nasiremon(プロフ) - お仕事お疲れ様でした！体を壊さないように気を付けてくださいねっ！！作者様のペースでいいので………！！ついに続編ですかっ！！！楽しみですッ！！！頑張って下さい！！ (2020年7月18日 15時) (レス) id: fa0cba8ed9 (このIDを非表示/違反報告)
空桜(プロフ) - 25歳コンビいいですよねッ！！！というか兵庫水軍全員かっこよすぎて私も同じ反応する自信あります() 綾部との絡みも大好きです (2020年6月15日 12時) (レス) id: e5333279ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - すごくおもしろかったです！これからもがんばってください！ (2020年6月14日 14時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめろ(プロフ) - つ、ついに兵庫水軍さんが出るのですね…！！最近めちゃめちゃ兵庫水軍さんにハマっていたので楽しみです(*^^*)これからも応援しています！！ (2020年6月13日 23時) (レス) id: a45803aec4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蒼葉碧 | 作成日時：2020年5月28日 23時
