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"何する気だろうね？"
その言葉にカッとなったのか、
スニョンが私の肩を力強く壁に押し付けた。
冷たい壁と熱くなったスニョンに挟まれる。
「いい加減にしろって言ったよな？」
そう言い放つスニョンの目は、冷たく怒りに溢れていた。
「何笑ってんだよ。」
どんな理由であろうと、スニョンに見つめられるのが、
『嬉しくて。』
つい本音が出てしまった。
そんな私の言葉に
スニョンの口からは、は？なんて言葉がこぼれた。
続けて私が口を開く
『だって今のスニョンの心の中には、ソアちゃんしかいないでしょ？』
『でも今この瞬間、スニョンの目には私だけが映ってる。
それが凄く嬉しいの。』
笑顔の私とは裏腹に、
スニョンの表情はどんどんと険しくなっていく。
「やめろ。｣
そう言って私の胸ぐらを掴んだ。
『なんでソアちゃんなの？』
『なんで...私じゃないの？』
『小さい頃から私達ずっと一緒だったのに...。』
本音が溢れて止まらない。
やめて、どうしてそんな悲しそうな顔するの？
私が惨めだから？
同情してるの？
スニョンの前では絶対に泣かない、
そう決めてたのに、視界はどんどんぼやけていく。
「泣くなよ。
あの子は、お前なんかとは比べ物にならないくらい優しくて、
純粋で、守ってあげなくちゃいけないんだよ。」
私の胸ぐらを掴む手に、
どんどん力が入っていくのがわかる。
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「ダメだよ、女の子に乱暴しちゃ。」
その声が聞こえた瞬間、
私の目から涙がこぼれ落ちた。
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るり - すんごくタイプのお話で毎日更新楽しみにしてます！！ほんとに生き甲斐って言ってもいいくらい、大好きなお話です！！！！更新頑張ってください！応援してます！ (8月10日 19時) (
レス) id: 862ed2a8e0 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - りっちさん» ゆっくりですが、皆さんに喜んでもらえるように更新していきますね！ありがとうございます！ (8月7日 3時) (レス) id: da2e583d42 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - リーベさん» 大好きなんて嬉しいです！もっと楽しんで貰えるように頑張ります！ (8月7日 3時) (レス) id: da2e583d42 (このIDを非表示/違反報告)
まちゃ(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます！頑張ります！ (8月7日 3時) (レス) id: da2e583d42 (このIDを非表示/違反報告)
りっち - 続きが気になります！！更新待ってます！ (8月6日 22時) (レス) @page6 id: 184dfc5a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まちゃ | 作成日時：2023年8月5日 5時
