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『もしもし？…お母さん』
その日の夜、突然お母さんから電話がかかってきた
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はっきりいうと、お母さんは私のことを嫌っている
お母さんもお姉ちゃんが“一番”だから
お母さんが私に連絡するなんて、お母さんに得がある時にしかしない。
今回は何に利用されるのかなぁ…
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母「友達同士のパーティーに来てちょうだい。明日の夕方迎えにいくから。いいわね」
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…またか
私は顔立ちも整っているし花もあるし人見知りもしない。おまけにまだ高校生だから自分の若さもアピールできる
友達や同僚等に自慢するにはうってつけというわけ
『…私、明日は用事があって』
母「誰よ。ナナミちゃん？ユズちゃん？カホちゃん？言ってみなさい、私が直接お願いするから」
やっぱり、だめか
『…いい。自分で断るから』
母「じゃ、ちゃんと明日いづみのとこにいなさいよ」
『…はい』
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結局私は、この人に従うしかないんだ
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翌日の夕方。
少しよそいきなワンピースを着て談話室でスマホをいじっていると、
太「…Aちゃん！？めちゃくちゃかわいいッス…！」
臣「どこか行くのか？似合ってるな」
太一くんと臣さんに声をかけられた
『お母さんに呼ばれてパーティーに行くんです。夕飯作れなくてすみません』
謝ると、気にするなといって頭をぽんぽんしてくれた
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至「あー、疲れた…。A？どうしたのその格好」
『至さんおかえりなさい。パーティーに呼ばれたので』
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万「カントクちゃんは行かねーの？」
万里先輩が至さんの隣でスマホをいじりながらきいてくる
興味がなさそうにみせて、本当はお姉ちゃんのことを気にしてるんだろう
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パーティーなんて楽しいものじゃない
まずお母さんの娘ですって礼儀正しく挨拶して色々質問された後、お母さんたちはきゃっきゃいいながら女子トーク
その後私は、必然的におじさんたちに絡まれるというわけ。
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こういう役目は、お姉ちゃんより私のほうがお似合いだってわかってるんだけどね
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「お姉ちゃん忙しそうだから気をつかってるみたいですよ」
私はかわいく笑いながらまた嘘をつく
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ゆ - ずっとキヨいてくれ......！ (10月3日 10時) (
レス) @page23 id: 7cc8d7fe51 (このIDを非表示/違反報告)
犬田(プロフ) - キヨがでたとたん発狂しちゃいました…(*´∇｀*) (2018年8月9日 2時) (レス) id: 4889f7f66e (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 山代乃愛さん» まふまふさんの声とても素敵ですよね！ (2018年4月7日 10時) (レス) id: 025e2ca199 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - リーちゃんさん» 大丈夫だよ！ありがとうね！ (2018年4月7日 10時) (レス) id: 025e2ca199 (このIDを非表示/違反報告)
山代乃愛 - まふまふさんの声私好きだなぁ~ (2018年4月6日 23時) (レス) id: 99f098bbbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる | 作成日時：2018年2月13日 20時
