【A3!】二番目気質

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茅ヶ崎至side




『すみません、普段有名人の方とお会いする機会ってなかなかないし少し緊張してしまって…』


そう言ってAちゃんははにかんだ。







…！








小柄でかわいらしい顔とは裏腹にかなりおとなびていてクールな感じの印象が強かったのだが、はにかんでみせた彼女はとてもこの語彙力じゃ説明できそうにないくらいかわいらしかった。








…マジ天使かよ。





ギャルゲーかなんか？


と廃人ゲーマーの思考を巡らせながらも俺は表用の笑みを浮かべながらAちゃんに話しかけた。





至「俺達劇団員にも緊張するの？」





おけ、ボロはださなかった。





『少しするかもしれません…。』






そう言って控えめに微笑む彼女は控えめにいって女神だった。






『実は春夏秋冬、全部千秋楽だけですがみさせていただいたんです。お姉ちゃんにチケットをもらって。』







…女神スマイルごちです。





しかしこんな美少女にみられていたとは。



…たしか千秋楽の時って足ひねってたんだよな、懐かしいな








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『みなさん、とてもかっこよかったですよ。すごくキラキラしてて』









…息止まるかと思った。

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