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2話 ページ3

『あ、あれ……』

いつの間にやら寝ていたみたいだ。机に突っ伏している感覚。ひんやりとした感覚が心地いい。

『あれ?でも学校の机よりも大きいような……。家の机よりも……おお、きい?』


えっ!?と言うのと同時に体が起き上がる。
周りの景色は……真っ暗でまだ良くわかんない。


『うむぅ??慣れてきた……。って、あれ?なんか見覚えある所だな』


誘拐的な感じか??なんて思いながら、どこで見た部屋なのかを思い出す。えーと、どこだっけ?そもそもこんなに綺麗な部屋なんて近くになかった気がするんだけどな〜??

いや、でもなんかすごい毎日って訳でもないけど見ている気が〜……。
んんー?


『あ、ああああーーー!!!!!』


バンっという音と共にドアが開いて電気がつく。慣れない明るさに目を少しずつ慣れさせながら、ドアを開けた人が誰なのかを確認。


「え、誰だお前……」


『うっわ、生和泉三月じゃん』


「生…??って言うか、不法侵入者!?お、おーい!一織、不法侵にゅ……むがっ!?」


『ちょ、ちょっと静かに……!シー!!』





えー、なんか、よく分からないけど小鳥遊事務所の寮に来ていたようです。



え、なにこれまさかのトリップもの………?

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作者名:依月 | 作成日時:2018年2月11日 23時

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