第７２話 ページ2
モ「いやいや、俺が…！俺こそが…！」
あれれ、なんか新たに始まりそうなんですが…??
ダ「俺も忘れるな…白鳥さんを幸せにするのにふさわしいのはこの俺だァァ！！！」
ついにお前もかよ！！！
シ「くっそ…一番最初に好きになったのは俺だぞ！」
マ「恋に時間なんて関係ない…違うか？」
モ「一番は愛の大きさだよね♪」
ダ「ほう…それなら自信があるな…」
シ「何言ってやがる！それなら俺が一番に決まってんだろ！！」
A「いや…１番は私の気持ちだと思うけど
…」
シーン…
あれ…なんか私まずいこと言った？まずった？
シ「そうか…そうだよな…１番はAの気持ちだった…俺としたことが…忘れてたぜ…」
マ「大切なことを教えてくれてありがとな…白鳥…」
とにかくこの戦争を止めたくて言っただけですけどね…
モ「そっか………だったら……
じゃんけんで決めよう…！！」
全員「イエッサー！！！」
うん、何も伝わってないね☆
A「どうしてそうなった???」
シ「いくぜ……お前ら……」
モ「後出しは無しだからね…」
マ「後出しなんて…男のすることじゃねぇ…」
ダ「これは…男の戦いなのだから…！！！」
全員「いくぞぉぉぉ！！！」
A「いくなぁぁぁ！！！」
全員「さぁぁぁいしょはぐぅぅぅぅ！！！じゃぁぁぁぁぁんけぇぇぇぇんぽぉぉぉぉんんんん！！！」
こんなに熱くじゃんけんする大人初めて見たわ…一人学生混じってるけど…
私は思わず目をつぶった……
結果……は___？
シ「こ……れは……ッ」
マ「__全員……チョキだと……ッ」
あいこ〜☆
ダ「くっそ……そんな…これでも、決まらないなんて……ッ」
いやもう一回すればいいじゃん…まあ決めなくていいけど……
モ「そ…そんな…」ｸﾞｽｯ…
そこ泣く…？((
シ「こうなったら…最終手段だ…」
まだあったんだ……
モ「そうだね…もう、こうなったら…禁断の手…「白鳥さんに聞く」をするしか…」
やっと私の気持ち重視してくれたみたいなんだけど……
ていうか禁断の手ってなんだ禁断の手って…全然そんなんじゃねぇよノーマルの手だよ…
ダ「でも……もうそれをするしかないんだよな……くっ…」
あの…これ演技だよね…？リアルじゃないよね…？
シ「A…お願いだ聞かせてくれ…お前は…この中の誰が好きなんだ…！？」
全員が私にすがるように見つめてくる…
絶対この状況を利用して聞き出そうとしてるやん…えぇ…
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作者名：魚民のうずら x他1人 | 作成日時：2020年5月10日 16時
