第１２２話 ページ12
……えっっっちょ！？シルクさん！？！？((
客「キャァァァァァァ☆☆☆」
シ「凄い…楽しそうだったけど…他の男とあんな笑顔で話してたら…
__俺、嫉妬しちゃうんだけど？」
観客の叫び声が痛いほどに聞こえる…
なるほど、これがイケメンコンテスト…恐るべし☆
男子「くーっ！！これはイケメン度高いぞ！トップバッターのシルク選手、いいイケメンっぷりを見せてくれました！では次、ンダホ選手の番です！どうぞ！」
シルクはふと、舞台裏に戻ろうとする足を止めて__私の耳元で囁く。
シ「…A、顔真っ赤で可愛い♪((ﾎﾞｿｯ」
A「…ｯ！？//」
シ「〜♪」
こ、こんにゃろ…最後の最後でぇ…☆
戸惑ってる暇もなく…顔を赤くしたダホちゃんが向かってくる。
すごい緊張してるな、あの顔は…なんか安心するわ…()
観客は期待の声を膨らませている…。
男子「それではSTARTです！お願いします！」
ン「…A？」
さりげなく手を繋いでくる。
A「ど…どうしたの？ダホちゃん…」
ン「さっき…隣のクラスの男子に告られてたよね？」
A「…え、どうしてそれを知って…」
私は必死に脳を回して台詞を絞り出し、演技を続ける。
実際めっちゃ緊張したままだ…。
ン「…たまたま見ちゃった。」
A「そっか…でも、もちろん断ったよ。私にはダホちゃんだけだから…」
ン「…本当に？嬉しい…」ﾆｺｯ
心做しか…本当に嬉しそうな顔をしていて、私は思わず目を逸らす。
ダホちゃんの笑顔にやられたらしく…観客の歓声が聞こえる。
そりゃそうだ…ダホちゃんの可愛さに勝てるもんは居ないよ…☆☆
ン「…でも、Aが他の男に告白されたとなると…ちょっと妬いちゃうよ、俺…」
ダホちゃんが顔を私の肩に寄せてくる。
子供みたいで…可愛いと思ってしまう…
そしてっぱり…ダホちゃんからはシルクたちと比べて、やっぱあんまりこういうことされてないから…私の心臓はより平常を失っていた。
ン「…ねぇ、ずっと俺だけを見てて…？///」
男子「お、おぉ…これはすごい！イケメンというよりかは…かわいい！！ンダホ選手、よくやってくれました！！」
テンションの高い司会の声がろくに聞こえないほど__その時の私は戸惑っていて、きっと赤くて間抜けな表情になっているだろう自分の顔面を隠すように下を向いた。
まさか…中学校からの親友のダホちゃんに、こんなにドキドキさせられる時が来るとは思っていなかった…。
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魚民のうずら(プロフ) - 甘党美咲@ウオタミさん» ｳｵｵｵｵ嬉しい限りです（泣）お気に入り登録もありがとうございます……！はい！ゆっくりですが頑張らせて頂きます！！ (2020年10月27日 21時) (
レス) id: ccae57f635 (このIDを非表示/違反報告)
甘党美咲@ウオタミ(プロフ) - 初コメ失礼致します！１からここまで全部読みました！めっちゃ面白くてカオス過ぎて笑い転げましたw更新頑張って下さい！ (2020年10月27日 20時) (レス) id: 211bf6e46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚民のうずら x他1人 | 作成日時：2020年5月21日 13時
