面食いで凄い年上が好き『ヒロアカ』 (ページ6)

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初仕事3 ページ6

二人きりになった保健室には沈黙が続く。
相澤「怪我はないか？」
「へぇ？」
顔を強引に相澤先生の方に向けられた。
相澤「少しあるな。ちょっと待ってろ。」
相澤先生は、救急箱を取りに行こうとした。
「大丈夫です。個性で、治します。」
相澤「今まで、そうやってきたのか？」
胸がキュッとなった。
「そうです」
相澤「なんでも、個性に頼ったらダメだ。」
真っ直ぐ目を見て言った。
相澤「ちょっとしみるぞ」
消毒液が傷にしみてとても痛かったし、
ちょっと、涙目になった。
「痛い」
相澤「よし、終わり」
相澤先生は、頭をぽんぽんと叩いた。
「相澤先生は、なんで？私の頭をぽんぽんするの？」
ちょっと、赤面した相澤先生。
相澤「すまん、いやか？」
「嫌じゃない。」
ちょっとほんの少しだけ嬉しかった。

保健室の外ーーーーーーーーーーーーーーーー
リカ「若いねぇ」
ミッドナイト「青春だわ」
マイク「まさか、あいつに春がねぇ。」
麗日「ンー(赤面)」
峰田、上鳴「イケメンか！」
八百万「事件ですわ！」

保健室の中ーーーーーーーーーーーーーーーー
相澤「あと、同居してることを言わないこと。」
「もう言っちゃいましたよ。」
相澤「その相手をいうなよ」
ドアの外が騒がしい。
「もう、バレてると思います」
相澤先生は、ドアに近づいて鍵を閉めた。
「なんで、鍵閉めたの？」
相澤「入られてきたら困るからな」
くるりと、こっちを向いた。
相澤「いいか、これから言うことはしっかり守れ。1、言われた門限を守る。2、家に生徒を入れない。3、ベッドで、寝ること」
「はい。」
相澤先生は、首を鳴らして、
相澤「それじゃぁ、説教といきますか。」
「え？」
それから、説教は、3時間続いた。
「もうそんなことないようにします。すいませんでした。」
相澤「今回はこれくらいにしておくか。」