トリップしたのは本物の平成のシャーロック・ホームズ【名探偵コナン】リメイクVer.

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『すまないな…宮野志保さん』

「別に平気よ
それに今の私は灰原哀よ」

明美さんは阿笠邸の窓から侵入した挙句、哀ちゃんにベッタリとくっついている

ヒロはきちんと玄関から入り今は私の隣に座っている

『さて、着いてきているのは気づいてたが、まさか変装なしというのはどういうことだ？』

「「うっ…」」


そう、彼らは変装をしていない
自らが狙われている身だということを全く理解していないようだ

『今からジンにでも連絡するか？』

「「すみませんでした」」

私がそう言うと綺麗な土下座をかました2人
哀ちゃんとコナンくんが若干引き気味である



『さて、茶番は置いといて
ここからは、交渉といこうか』

「きゃあ、Aさん素敵っ！」


明美さん…

『ｺﾞﾎﾝ…私が違う次元から来た事は言っただろう？信じてもらえるかはさておき、私はその時に頼まれたことがあってね

最近事件が異様に多いと思わないかい？』

「言われてみれば…事務所の電話の鳴る回数が日に日に増えてるし、外に出た時の遭遇率も多いような…」

「あの子たちが事件に巻き込まれる回数も増えてるわ…」


どうやら2人とも心当たりがあるようだった

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