トリップしたのは本物の平成のシャーロック・ホームズ【名探偵コナン】リメイクVer.

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「1人の世界に入ってるところ悪いんだが、具体的にはどうするんだ？」

おっと、思考が完全にコナンくんたちに引っ張られてしまった

『具体的にか
私が探偵として活動してるのは知っているか？』

「あぁ」

『それを本格的に始めようと思ってる』

「本格的？」

そう、今までの探偵活動は、警察学校組を助けるために制限していたのだ

一日に何回も事件が起こるようになっているこの米花町では、警察以外にも探偵は重視されているようで、夥しい数の依頼が舞い込んでくることが多々あった

その中から死に繋がるもののみを激選し、仕事を行っていた

探偵としてあるまじき行為だが、さすがに彼女役やら、愛人役、明らかに怪しい人物から誰かを調べて欲しいという依頼は犯罪防止のため断るしか無かったのだ


『まずは、準備をしないとな』


1年後、彼が現れるまでに有名にならないとな

毛利小五郎と同じくらい、いやそれ以上に活躍しなければ彼に目をつけて貰えないだろうからな


江戸川コナンまたの名を工藤新一に




想像しただけでヨダレが

「おーい、戻ってこーい」

『はっ、私としたことが…』

「自分の世界に入り込むのはいいが、俺の事をほったらかしにするのはやめてくれよな…」

寂しいだろ…。なんて言うヒロが尊すぎて昇天しかけたのは言うまでもないだろう

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