トリップしたのは本物の平成のシャーロック・ホームズ【名探偵コナン】リメイクVer.

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「まってまってまって!!」

萩原さんが驚いた顔で車を取りに行こうとした私たちを止める


「景光さん…だと？！」

『それがどうした』

「A!!
俺の事萩原さんなのにこいつは景光さんなの？！」

「萩原うるさいぞ」

「松田もなんか言えよ!!
俺たちの方が先にあってるはずなのに!!」

「俺を巻き込むなよ…」


わーわーと騒ぎ出した萩原さんはまるで子供のようで、公園にいるせいか拍車がかかっていた

『研二さんと陣平さんと呼べばいいのか？』


「その、さんって言うのが無くなれば最高なんだけどなぁ」

『研二と陣平でいいのか？
私は年下だぞ？
日本はそういうのが厳しいと聞いているんだが』


「友達なんだからそういうのは要らないよ
ね！松田！！ってあれ、照れてる？！」

「照れてねぇよ!!」

人によって考え方が違うというわけか

それにしても友達か…

『フッ…』

「何笑ってんだよ…」

『まさか、友達と言われるとは思ってなかったからな』

「Aは大切な友達だよ。

あ、もちろん陣平ちゃんもだよ！！」

「陣平ちゃんって言うな！！」

「萩原！俺は？！」

「諸伏は黙っとけ」

「松田まで…嘘だろ…？！」

「お前は降谷にでも構ってもらえよ」
「そうだそうだー」

「なんだよ2人して…」



3人で茶番を始めるのは構わないんだが

素朴な疑問

『車は取りに行かないのか？』


3人があ、って顔をした
揃って忘れていたな

「わりぃ、ほら萩原、車取り行くぞ」

「えぇーAの車乗りたい！！」

「駄々こねんな」

「うわぁぁ!!」

陣平に引きづられて連れていかれる研二

まるで親子だな


『さて、私たちも行こうか』

「…」

黙り込む景光さん
何かしたか？

『どうした？』

「ヒロって呼んでくれ」

あぁ、そういう事か

『いいのか？』

「お前ならいい」

『そうか
なら、ヒロ車取りに行くぞ』

「あ、あぁ」

パァーっと分かりやすく反応した景光さんことヒロ


私はそろそろ死にそうだ(白目)

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