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6話 ページ7

頑張れ?何を?と疑問に思いつつも友達に置いていかれたAはとりあえず先輩方に声をかけた。

「先輩ー!次お時間ありますかー?」

「時間あるけど降谷勉強するってー」

降谷に意地悪をしたいのか萩原は適当なことをAに言った。

「まだ勉強する言ってないだろうが。」

「いっつもしてんじゃん降谷」

「お前勉強ばっかりで疲れねーの?」

言いたい放題言われる降谷をスコッチは宥める。

「降谷先輩勉強するんですか?もしよかったら教えてもらえませんか?爆弾処理なんですけど…」

爆弾処理の授業があって…と最後の方は小さくて聞こえなかったが降谷としては爆弾処理は得意という訳では無いが…自分が教えるよりもここにはもっと適任がいた。

「あ、俺が教えてやろうか?爆弾処理志望だし」

「俺も得意だぜー?すぐ教えてあげるよ!」

松田と萩原が口を揃えてAの頼みを聞いてくれ、Aはぱぁっと笑顔になり、楽しそうにしていた。

「そうなんですね!今からそっち行ってもいいですか?というか、行きますね!」

走って学生棟の中に向かい始めた。

「わり、降谷。お前が教えたかったか?」

「なんで?お前らの方が俺よりも爆弾処理は詳しいからな。適任だと思う。」

でも______教えるのが俺だったらよかったのに。と続けようとしたが口からでることはなかった。

「じゃあ、俺は別の勉強するから先に失礼するな。」

降谷はスタスタと抜けて、その後をスコッチが追いかける。そこに残された3人の元にAが到着する。

「あれ?降谷先輩たちは?」

「あー別の課題するって先に帰った。爆弾処理は俺がと萩原が教えるが伊達はどうする?」

「俺は、ちょっと行くとこあるからここでいいぜ、じゃあ頑張れよ。」

軽くAの頭をポンポンとしてからその場を去った。その行為を見てAは思い出す。この間の降谷の顔を________

「わーー!」

「びっくりすんだろうが!」

そう叫びながら松田の制服の後ろを掴み引っ張る。それに従って松田が自分の方へブリッジするように倒れてきた。

「痛い痛い!」

「なになに?どうしたの?」

痛いと言われ、思い出したように松田の制服を離した。

「は、早くしましょう!先輩方。」

Aはガッツポーズをして先輩方の手を引っ張り自習室に向かって歩き出した。

「強引だなーお前」

見かけによらずと松田は付け足した。

「強引ではありません。熱心って言ってください!」

「はいはい。」

その横で萩原は笑った。

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夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてますもう最新しないんですか?出来ればまた、最新して欲しいです頑張ってください応援しています (2021年5月5日 21時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 環奈さん» 本当ですか!?作った甲斐があります!これからもこの作品をよろしくおねがいします(^^) (2018年6月9日 18時) (レス) id: 358e6d9f8d (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - 警察学校組の作品いっぱい見ましたけど、この作品が一番好きです (2018年6月9日 12時) (レス) id: 7c11cf583b (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - いえいえ、どういたしまして。はい、わかりました。続き頑張ってください。 (2018年6月7日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 和美/美香さん» 初コメントありがとうございます!引き続き皆仲良くやっていきたいと思います! (2018年6月7日 18時) (レス) id: 358e6d9f8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷっちょ | 作成日時:2018年6月7日 8時

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