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14話 ページ15

季節は梅雨がおわり本格的に夏がきた。
Aは今日の柔道の授業にて左手を負傷し、尚且つかおにも大きな絆創膏をつけて保健室から出てきた。いつも一緒の友人にも心配されるのもお構い無しに至って普通にしていた。

「あれ?その傷どうしたの?」

「あ、萩原先輩。」

そこに萩原とスコッチがたまたま居合わせた。

「随分酷そうだな。大丈夫か?」

「大丈夫です。私が弛んでいただけなので」

スコッチがすっとAの顔に貼られている絆創膏に手を伸ばした。

「早く治るといいな。でも、傷の手当はしっかりやること。跡が残ったら大変だ。」

「…はい。わかりました。」

「んじゃ、俺らはこれで!A早く治すんだぞ〜」

萩原はAに手を振りながら、スコッチとこの場を去っていった。一緒にいた友人はAの肩を強くゆらした。

「ちょっと今の何!?」

「揺れる揺れる!…気遣いじゃない?」

「意味っわらない!!」

Aが苦笑いをしている横で友人は酷く荒れていた。

**

「なあ、今のなんだよ〜」

「なにって?」

「お前は天然なのか?」

萩原は廊下を歩きながらスコッチに声をかけた。
スコッチは心当たりがあったのか、あーと声を発した。

「いや昔よく、零が怪我しててさ、その手当見てたらついつい言いたくなってな〜」

スコッチは昔を思い出したように話し始めた。

「へー、あいつ怪我とかすんの?」

「昔は今みたいじゃなかったからな〜むしろ逆かも。」

「…逆!?え、それって弱かったってこと!?」

「んーまあ…ってこれ零には内緒だからな!?」

忘れてなかったらなーと萩原は笑いながらスコッチの背中を叩いた。


「おい、しっかりしてくれよ萩原〜」

「大丈夫大丈夫。松田みたいにホイホイ言わねーから笑」

「お前の大丈夫は信じられないんだけど俺」

スコッチは言ったことを後悔しても遅かった。


「そーいえば、降谷に言う?さっきの怪我のこと」

「なんで?」

「え、だってあいつが…」


慌てて怪我したAに会いに行く姿見てみたくね?と萩原は企んだような笑をスコッチに見せた。

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夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてますもう最新しないんですか?出来ればまた、最新して欲しいです頑張ってください応援しています (2021年5月5日 21時) (レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 環奈さん» 本当ですか!?作った甲斐があります!これからもこの作品をよろしくおねがいします(^^) (2018年6月9日 18時) (レス) id: 358e6d9f8d (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - 警察学校組の作品いっぱい見ましたけど、この作品が一番好きです (2018年6月9日 12時) (レス) id: 7c11cf583b (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - いえいえ、どういたしまして。はい、わかりました。続き頑張ってください。 (2018年6月7日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 和美/美香さん» 初コメントありがとうございます!引き続き皆仲良くやっていきたいと思います! (2018年6月7日 18時) (レス) id: 358e6d9f8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷっちょ | 作成日時:2018年6月7日 8時

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