1話 ページ1
いつもと同じように食堂でいつもと同じメンバーで飯を食べている時のことだった。
急に萩原が口をぽっかりあけご飯が口から落ちた。
「おい、萩原、口から落ちたぞ。」
隣に座っていた松田が萩原に声をかける。
「きーてんのか？萩原」
もう1度声をかけるが萩原は反応しない。黒目だけは動いていて、誰かを追いかけているような感じがした。
「アイツどうしたんだ？」
「……見つけた！！！松田、見つけたぞ！」
「は？…え、アイツか！？」
「そうそう！」
どうやら人を探していたらしい…。萩原が探していた人は松田も探していたらしくて2人は急に立ち上がりちょっと連れてくる〜なんて言って席を立った。
「誰を探してたんだ？」
「なんか聞いたことあるぞ？松田がこの間言ってた……忘れたけど」
「おい、なんで忘れてんだよ。伊達」
鋭い降谷の突っ込みに横でスコッチが笑う。
もぐもぐと食べているところに萩原と松田が帰ってきた。
「いえーい！みんなお待たせ〜」
「連れてきた。」
萩原の後からひょっこり顔を出したのは紛れもない美人だった。
「あの、私お邪魔じゃないですか？お昼ご飯中に…」
「なんでなんでー？俺達が連れてきたんだからいいよねー降谷！」
降谷に同意を求める萩原、その横ですこし不安そうにこちらを伺っている彼女。
「別に構わないが…その子の方はどうなんだ？」
「私はもうお昼済ましているので大丈夫です。」
にっこりと笑う彼女はとてつもない美人だと痛感させられた。
「そーいや、名前聞いてなかったな。」
「あ、本当だー。俺は萩原で、こっちが松田で…」
うんうん。と頷きながら降谷の名前を萩原が発した際に彼女はすごく驚いていた。
「あなたが降谷零先輩ですか！私の1つ上にすごい先輩がいるって噂に聞いていて…」
こんな所で会えるなんて。と言ってすごい喜んでいた。
「うわ、また降谷がいいところ全て持っていく〜」
「またって言うな、またって。｣
「仕方ねーよ降谷だし。」
どんなフォローだよ、松田。
男子特有の学生のノリは彼女とって珍しかったのかふふっと笑みをこぼした。
すると彼女は友達を見つけたのか、じゃあ私はここで失礼します。と言って立ち去った。それも笑顔でまた。と一言残して。
「っ…」
「どうかしたか？ゼロ？」
「…いやなんでもない。」
そんな様子を見ている萩原と松田がその時何を思っていたかなんて知らなかった。
「名前聞くの忘れたじゃん降谷のせいで」
「俺かよ。」
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夜空(プロフ) - いつも楽しみにしてますもう最新しないんですか？出来ればまた、最新して欲しいです頑張ってください応援しています (2021年5月5日 21時) (
レス) id: 15c1247fea (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 環奈さん» 本当ですか！？作った甲斐があります！これからもこの作品をよろしくおねがいします(^^) (2018年6月9日 18時) (レス) id: 358e6d9f8d (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - 警察学校組の作品いっぱい見ましたけど、この作品が一番好きです (2018年6月9日 12時) (レス) id: 7c11cf583b (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - いえいえ、どういたしまして。はい、わかりました。続き頑張ってください。 (2018年6月7日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ(プロフ) - 和美/美香さん» 初コメントありがとうございます！引き続き皆仲良くやっていきたいと思います！ (2018年6月7日 18時) (レス) id: 358e6d9f8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷっちょ | 作成日時：2018年6月7日 8時
