☆木兎光太郎 【勉強】 ページ20
『はい。じゃぁ、ここは？』
木「２！！」
『なんで、２が来るの！』
勢いよく答えて間違えるのは私の彼氏さん。
バレーが大好きで、勉強なんか其方退けで…。
で、今彼女である私も頑張ってるんだけど…
これがまたねぇ…。
『はい。次！』
木「一旦休憩しよーぜぇ！」
『二分前にしたでしょ』
木「なああ！無理だぁ！」
『頑張ったら褒美あげるから…頑張れ。』
そう告げるとピクリと動く。
よし釣れた！
木「…よし。やるぞ、やるぞ俺は！！」
あれ…あれあれあれ…
目が本気なのは…その褒美のせいですか？
『ぼ、木兎さん？』
木「今集中中！褒美は俺が決めていいんだよな！」
『え、いや、その。』
木「いいんだよな！」
手が止まって、彼は私の瞳を捉える。
これが蛇に睨まれたカエルとやらか。
私は黙って首を縦に振るしかなかった。
それから数分たっても彼が休憩なんて言うはずもなく黙々とやってる。
その集中力はどっから来てるのやら…。
私は机に顔を伏せて彼の顔を見る。
あーあ。あんなに頼りなかったのに
いつからこんなに
『頼りないくせに…』
ぼそっと呟いた後、私は瞼を閉じた…。
「なぁA！……え、A！？」
俺の横で静かな寝息を立てるA。
長い睫毛、長い眉毛、透き通るような白い肌。綺麗な唇。
こんな綺麗な子がいつか俺のものになるのかぁ！
いやいつかじゃなくて、今にでも俺のものする！！
そんな気持ちが湧き出てくるとともに、彼女の頬をつつく。
すっげー柔らかい頬。
「おーい。Aー！めっちゃ柔らかいなぁ！」
俺も釣られて机に顔を伏せ、目線を彼女に向けると…
『ん……ぁれ…光太郎？…』
起きた。
「お、おぉ！おはよう！！」
『あれ、終わった？』
「おうおうおう！終わったんだよっ！褒美！褒美！！」
『褒美かぁ…じゃぁ…光太郎のものになってあげる〜』
フニャっと笑う彼女はきっと寝ぼけてる。
でも…彼女の口から聞いたのは事実。
「じゃぁ、今日からAは、俺のものになるんだな！？」
『うんー！光太郎大好きー！』
またニカッと笑った彼女…。
いくら俺でも…理性がブチッと音を立てる。
「ヘイヘイヘーイ！そんなこと言っていいんだな？いいんだな！？」
『あ。』
そこで意識が戻ったようにハッとするAは、慌てる。
『い、いや！今のはその…』
「今の発言取り消せねーから！俺とお前今からリア充な！！」
『えぇ…』
この先は色々長そうです…
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切島勝己 - 西谷夕で居眠り運転のトラックから彼氏を守って大怪我または死んでしまった 的なこと書いてください (2019年3月18日 20時) (
レス) id: 281aad41eb (このIDを非表示/違反報告)
マッピノ♪(プロフ) - ーー緊急発表ーー マッピノ♪復活しました！！今新しい携帯の方で同じ名前で書かせていただいております！！またどうか、作者マッピノ♪と検索してみてください！これまで読んでくれた方々ありがとうございます！また感謝の気持ち込めて精一杯更新させて頂きます！ (2017年11月20日 21時) (レス) id: 03b164544d (このIDを非表示/違反報告)
梅華(プロフ) - リクです。研磨の嘘別れが良いです！楽しく読まさせて頂いてます！待ってます！ (2017年11月13日 18時) (レス) id: 8eb67804c5 (このIDを非表示/違反報告)
アルジャーノンw(プロフ) - ひろみさん» オカン組いいですよね！？いいですよね！？theマザーっ！私も大好きです！！コメントありがとー！(*`∀´*)ﾆｶｯ (2017年11月5日 9時) (レス) id: 39a3654b5d (このIDを非表示/違反報告)
ひろみ - オカン来たあ！私オカン組大好きです！あ、初めてのコメント失礼します！ (2017年11月3日 21時) (レス) id: 82292552db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マッピノ♪ | 作成日時：2017年8月30日 20時
