07 ニット帽のお兄さん ページ10
ある日のことだった
僕はいつも通り、学校を終えてついでに零君から頼まれたお菓子やつまみを買うためコンビニに来ている時だった
今日は、研二君に渉君に陣君それとヒロ君が来て
泊まるらしい
警察学校の同期ってなんか、良いよね
すごい、仲良しって感じがして
そんな事を呑気に考えている時だった
パァンッ
いきなり、大きな銃声が鳴り響く
僕は父さんが撃たれた時のことを思い出してしまう
「金を出せ！さっさと出せこら！！」
強盗犯は店員さんに向かって偉そうに、金の要求をする。今ここにいるのは、僕とニット帽を来たお兄さんだけ
お兄さんは黙ってレジを見ている
相手は銃を持っている、だけど僕は極真空手で日本一になった
銃くらい、良いハンデだ！
僕は強盗の隙をつき駆け出すと強盗の頭に思い切り蹴りを入れた、強盗は何が起こったかよく分からないと言うような顔をするが
すぐに立ち上がろうとする強盗の鳩尾を踏んで
しばらく動けないようにし
すぐに銃を取り上げて犯人の眉間につきつける
眉間に撃つと即死する、そして銃の持ち方は全部
父さんに教わったこと
ちゃんと、覚えてるよ
『店員さん！警察よんで！！』
「あっ！は、はい！！」
犯人は、眉間に銃があることに怖がり
動かなくなってしまった
案外、強盗というのはすぐ捕まえられるんだな
てかコイツこの銃で撃つ気無かったんだろうなー
と思いながら、少し気を抜いた瞬間強盗が起き上がり僕は吹き飛ばされた
と思ったが
いつまでも衝撃はなく後ろを振り向くと
そこにはニット帽のお兄さんが僕を受け止めていてくれた
「君は、勇敢だな。しかし気を抜いたら最後
自分が殺されるかもしれないと言うことを考えろ」
『ご、ごめんなさい』
「後ろに下がってなさい」
ニット帽のお兄さんは、フッと笑うと僕を後ろに下がらせた
「なんだ？お前らは！！」
強盗は銃を奪われたままなので、ナイフをだし
適当に振りかざし出す
「そんな、さばき方じゃ人は殺すことはできない」
一言いうと、お兄さんは強盗の腕を掴みひねって
ナイフを落とさせた後
ジークンドーらしき構えをして、あっという間に
強盗を気絶させてしまった
なんだ、このひと
『かっこいいー…』
「君もなかなか、かっこよかったぞ？
極真空手習ってるのか？」
『え、なんで分かるんですか？』
「俺も、武道を嗜んでいたからな見ていたら分かるさ。」
続く
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日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます！直しました！！ (2020年5月8日 0時) (
レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます！直しました！！ (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいです。これからも頑張ります！ (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
るー - とっても面白い作品でした！ あの、24また会う日までの、 父親が殉死 は、 父親が殉職 の方が適切かと (2020年5月7日 23時) (レス) id: b76d94a80e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年2月12日 23時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でくのぼう x他2人 | 作成日時：2018年6月17日 23時
