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零side
『零くん、聴いてよ!』
今日は久々の休日で仕事なし
この子は如月A、訳あって俺の家で一緒に住んでいる
引っ越して来た当初は堅苦しいというか他人行儀だったけど、今ではすっかり懐いてくれて
よく笑ってくれるようになった
そんなAを俺は実の妹のように可愛がっている。
「今日は、どうしたんだ?」
『最近ねー、女子に告白されるようになった。』
衝撃の発言に俺は飲んでいたコーヒーを吐く
『きたないねー零くん。大丈夫?』
「あ、ああ平気だ。で?女子に告白されるってのは
恋愛的なってことで?」
『うん、毎日靴箱にラブレターが何枚か。
たまに男子からのも入ってんだよ!いじめかなコレ!?』
まあ、俺がいうのもなんだけどこいつは礼儀正しいし優しいし顔もイケメンというか美少女だし
「…まあ、モテるだろうな?
お前、いつもどうやって断ってるんだ?」
『僕には、心に決めてる人がいるからってカッコつけながら言うと皆んなキャーとか言いながら去っていくよ!』
満面の笑みで答えるAに少し呆れる
「もっと好きにさせてどうするんだよ」
『この断り方が一番当たり障りなくていいかなと思って』
というか、こいつ心に決めてる人がいるのか?
「…心に決めてる人、いるのか?」
お兄ちゃんは、そんなの許さないぞ←
『んーー、今はいないからとりあえず零君ってことにしとく』
自分で言って、照れくさくなってしまったのか
急にそっぽを向くA
な ん だ そ の 破 壊 力
思わず足をバタつかせて、噛み締めてしまうほどの
天使っぷりにしょーとしそうになるが
俺は平静を保つ
「…お前は、ブラコンって奴だな」
『零君だって、シスコンでしょ。』
「フッ、気づかれてたか?」
『当たり前じゃん』
けっこう生意気で、友達に頭突きしたり以外に悪ガキな所もあるけどよく言うこと聞いてくれるし
物分かりも良い方だから
俺が仕事で帰ってこれない日も、ちゃんと俺の分までご飯作ってくれてたり
仁さん、Aはあなたがいなくなった今
悲しみを乗り越えてちゃんと前を見て進めていますよ
安心して下さい、俺がぜったい彼女を守りますから
続く
気づけば順位ついてるし、評価も入ってて
お気に入り登録者さまがたくさんで
本当に嬉しいです!
これからもよろしくお願いします!
そろそろ事件も取り入れていこうかなと思ってます
でくのぼう
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日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます!直しました!! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます!直しました!! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいです。これからも頑張ります! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
るー - とっても面白い作品でした! あの、24また会う日までの、 父親が殉死 は、 父親が殉職 の方が適切かと (2020年5月7日 23時) (レス) id: b76d94a80e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年2月12日 23時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:でくのぼう x他2人 | 作成日時:2018年6月17日 23時