40話 もしも side緑川 ページ45
side緑川
今日は奇跡的に俺とゼロが同時にオフの日
俺は朝からゼロの家に入り浸っていた。
日曜日なのでAも学校は休み。ということで！俺たちは今ショッピングモールに来てます。
『ヒロくんヒロくん聞いてよ、昨日のゼロくん酷いんだよ！？宿題もってくの忘れてただけでデコピンだよ？？あのゴリラ自分の力の強さ分かってないんだよ。』
「宿題忘れるお前が悪い。ゴリラは聞き捨てならないもう一回デコピンするか？」
「まあまあまあ、Aは何か欲しいものがあったんじゃなかったか？俺が買ってやるから」
『え？いいの？？』
「ヒロ、あまりこいつを甘やかすなよ」
『お母さんは黙ってて！！パパ行こ！』
いつのまにかパパになってる俺←ちょっと嬉しい
どうやら、最近反抗期のAと大真面目お母さんの雲行きがあやしいようです。
とまあ、なんで俺はこんな作文みてえなこと脳内再生してるんだ。
「で？何が欲しいのかなうちの子は」
『あったあった。これこれ』
「ん、これは。ふんふんまあそりゃそうだよな〜Aだってお菓子作る年頃だよなぁ〜」
Aが手に取ったのはお菓子作りの本だった。
『へへ、まあね。』
「誰か気になってるやつでもいるのか？子供に恋愛はまだ早いぞ。」
『ゼロくんには気になってる子ができても教えてあげなーい』
「最近ほんっとにお前かわいくないっ」
『ふんっ』
ゼロ絶対Aに彼氏とかできたらヤバイだろ。
「ゼロ、もしもAに彼氏ができたらどうする？」
俺は笑いまじりに聞いてみた。
「Aにそういう相手ができるわけないだろ。男装してるし。」
「どうだかねー、旭くんなんかはもうAに本能的に恋しちゃってる気がするけど」
「…。まあ可愛いからな。だが彼氏は認められないな。」
でたよ親バカ結局親バカなんだよなゼロは。まあ俺も彼氏は認めないけど←あんたも親バカ
『次は、材料！！材料は自分で買うから』
「なに急に気使ってるんだ。次は俺が払う。」
『だめ！ゼロくんにも払わせないしヒロくんにも払わせない！！！』
まるで虎と龍みたいに睨み合う二人を横目に俺は一人涼しい顔をして先ほど買ってきたアイスを一口口に含んだ。
つづけ
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日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます！直しました！！ (2020年5月8日 0時) (
レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます！直しました！！ (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいです。これからも頑張ります！ (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
るー - とっても面白い作品でした！ あの、24また会う日までの、 父親が殉死 は、 父親が殉職 の方が適切かと (2020年5月7日 23時) (レス) id: b76d94a80e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年2月12日 23時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でくのぼう x他2人 | 作成日時：2018年6月17日 23時
