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02 キレた ページ5

「A、おきろ。おーい…」



「朝飯抜きにするぞ『起きるよ!』



私が起きるとゼロくんはフッと笑って冷めないうちに早く食べろ、だと



イケメンだね、しかし



私はすぐに制服に腕を通し、ゼロくんの美味しい朝ごはんを食べにリビングへ言った



今日のご飯は焼き鮭に味噌汁に豆腐と白ご飯



『ゼロくん、絶対いいお嫁さんになるよ』



「くだらないこと言ってないで、早く食べろ」



くだらないことって、結構本気なんだけどな



「じゃあ、俺はもう出るから戸締りしっかりして
出ろよ。行ってきます」



『うん、行ってらっしゃいお母さん』←



「俺はお前みたいなやつ産んだ覚えはないな」



ニヤッと笑ってゼロくんは行ってしまった。



私は皿洗いと片付けをし戸締りをしっかりとしてから、ランドセルを持って家を出た



こんな感じで、私の朝は始まる



「蓮にいちゃーー!」



少し歩いてると、一つ年下の工藤新一と毛利蘭が
後ろから走ってきた



帝丹小の後輩でよく遊んでやってる子達だ



『おはよう、新一くんに蘭ちゃん。そんなに走らなくても大丈夫だよ』



急いで走ってくる、無邪気な姿に思わず頰が緩む



「おはよー!蓮にいちゃん!!」



『元気だなー君ら』



へへっと笑う新一くんと、走って少し疲れてる蘭ちゃんは僕の大事な兄妹みたいなもんで
毎日とはいかないけどたまに行き帰りを共にしている。



学校に着くと、僕は六年生の教室二人は五年生の教室へ向かった


僕は教室に入ると黙って自分の席に座ろうとした



「おい、金髪!お前の父ちゃん殺されたんだよな」



『…うん、そうだけど。なに?』



なんだこの、空気読めねぇ奴


そう言う立ち入ったこと聞かれんのが一番嫌なんだけど


「じゃあ、お前の父さん悪いことしたのか?」


は?なんでそうなる


『してない、殺した奴が悪い』


「何にもしてねーのに、殺す奴がいるのか?」


なんだよコイツ



『ああ、そうだ』


「俺の父ちゃんはやられる奴が悪いって言ってたぞ!!嘘つくな!!」



『…おい、お前頭悪いのか?俺の父さんは警察だったんだ悪いことなんてしてるわけないだろ?

それにやられる奴が悪いって…何にも知らねーくせに適当なこと言ってんなってお前の父ちゃんに言っとけ。』


「なんだよ、お前!俺の父ちゃんバカにしてんのか
警察なんか只違反取り締まって税金で稼いでるくせに!!」



その言葉に、僕は


かんっぜんにキレてしまった。


続く

03 なんで?→←02 暖かい人たち



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日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます!直しました!! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます!直しました!! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいです。これからも頑張ります! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
るー -  とっても面白い作品でした!  あの、24また会う日までの、   父親が殉死   は、   父親が殉職    の方が適切かと (2020年5月7日 23時) (レス) id: b76d94a80e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年2月12日 23時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:でくのぼう x他2人 | 作成日時:2018年6月17日 23時

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