31 お見送り ページ35
「旭君、まきちゃんそろそろ帰った方がいんじゃない?もう七時だよ」
夜ご飯食べた後は、もう一度みんなのスポーツをした研二君が零くんにテニスでボコボコにされてた
「ほんとだ、時間経つのはえー」
『送ってくよ二人とも』
「え!蓮君送ってくれるの?さすが紳士…」
「それだと、蓮が危ないから俺もついてく」
『ありがと、ヒロ君!』
ヒロ君のがよっぽど紳士だね
そして、まきちゃんと手を繋いで(正確には手を引っ掴まれた)旭とヒロ君と一緒に外に出た
「旭君はさ、好きな人とかいないのか?」
「え!俺は…そのよくわかんない。」
よくわかんないって気になる人はいるってことか
あの旭に気になる人って一体誰だろ
『え!旭気になる人いんの?』
「いや、まあ。」
「マセガキだな〜」
「旭君の気になる人私わかるかも…れむごご」
何かを言おうとしたまきちゃんの口を旭が必死で抑えて何言ってるかわかんなかった
『分かった!!田中久美ちゃんだ!!同じクラスのマドンナ的存在!』
「ばーか、田中が好きなのはお前だよ。どんだけ鈍感だよお前、この前だってお前と隣の席になりたいつって俺と席交換しろって言ってきたんだからな」
なに?!そんなことが…あったわ
『え、でも僕そのとき旭が変わんなら僕もそっち行くとかなんとか言って席変わったような…』
「蓮君の女心が全く読めてない感じ私好きよ…」
まきちゃんは、もうほんとにわかりやすいくらいの好意だからわかるけど田中さんいっつも睨みつけてきて(見つめていただけ)
僕のこと嫌いなのかとばかり…
「うっわ、さすが蓮だな。鈍感天然人たらし」
ひどい言われようだな僕
「旭ん家着いた、じゃね旭」
「おう、ありがと蓮と緑川さんと一ノ瀬」
「おう、また来いよー」
「バイバイ!」
そして、まきちゃんを家まで送り届けて
僕とヒロ君は雑談しながら夜の帰り道を少し遠回りして帰った。
『たーだいまみんな』
「「おかえりー」」
帰れば、灯りがついていてみんながいて
父さんと二人暮らしの時は無かった幸せが
今は当たり前のようにあって
零くん達と出会えてほんとに良かった
あのまま親戚の人に引き取られてたら僕は今こんなに笑えてなかっただろうか_________________________________________
いつも読んで頂きありがとうございます
次回からは成長した主人公です
ついに警察学校組のみんなが…
これからの展開もお楽しみに
812人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます!直しました!! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - るーさん» ご指摘ありがとうございます!直しました!! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
日下部(プロフ) - まゆさん» とても嬉しいです。これからも頑張ります! (2020年5月8日 0時) (レス) id: 20ee57f5bc (このIDを非表示/違反報告)
るー - とっても面白い作品でした! あの、24また会う日までの、 父親が殉死 は、 父親が殉職 の方が適切かと (2020年5月7日 23時) (レス) id: b76d94a80e (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2020年2月12日 23時) (レス) id: 161c6e3e4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:でくのぼう x他2人 | 作成日時:2018年6月17日 23時