2話 ページ3
あの後、ご飯を食べた後に行った場所でもう一つのハプニングが起きた。
もうこの時点で俺は諦めるしかなかったよね。
完璧に名探偵コナンという作品の重要回に何割もの女の子が男の子も振り回して土足で侵入したんだよ！！
あれだけ帝丹小学校に入学する前にお願いだから、もし原作と同じ同期だとしても関わらないでくれと土下座してでも頼んだじゃないか！傍観だけで良かったじゃないか！！
それでな？今の状況は……公園で少年探偵団の奴らと大人が無邪気にはしゃいでいる地獄絵を背景にベビーカーを手に、ベンチであの、小さな名探偵と対談中なんですよね
もーやだ。この世界。俺何も悪いことしてないのに主要キャラから疑われるの二度目なんですけど！？
厳密に言えばまだ会話は起きていないのだがとっとと帰りたいからこちらからも聞くことにする。
A｢で、江戸川少年だっけ？は遊びに行かなくていいの？｣
コナン｢うん！僕！お兄さんに聴きたいことがあるんだー！｣
そんな猫なで声で言われても慣れている俺からしたら何も思わん
コナン｢お兄さんってあの子達の親みたいなんでしょ？だから聞きたいんだけど｣
A｢ん？なんだい？｣
簡潔にして欲しい
コナン｢今日、体育で春くんと夏くんと冬くんと一緒だったんだけど……｣
俺の披露メーターはMAXになった。
よりによって何故、その三人同時なんだ！？なんだみんなして俺を殺しにかかってるだろ！？そうだろ！？
あの子たちも体育の時は気をつけろと念を押してたのに。
まあ、説明するとあの子たちは前世で受けてた傷が今世も残って来たんだ。
かなりえげつない傷が。
赤子の頃から薬などを塗ったりとかやってきたが跡は消えない。だからこそ、今回の場合はとてつもなく俺の肩身が狭い
もう、俺の人生、嫌い。
だってさ？だって、明らかに俺があの傷残したとしか思えねぇだろう！？
それにまだ他の子達にも何人か似たような境遇の子が多いし、言い逃れができない。
それもそのはず。全員の約束事としてこの世界に無理やりこさせられた時の我儘が、この世界に紛れろ。さも無くば消す。だぞ！？
もう無理だ。
コナン｢どうしたのお兄さん、固まって？あの3人の名前をだしてからだけど？なにかやましい事でもあるの？ ｣
全くもってそれはない！これには偽りなんてないぞ！！
コナン｢……まぁ話をすすめるね？｣
はいどうぞ、とりあえず今は言い逃れを考えることだけで精一杯です
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 289人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サクヤ(プロフ) - 更新ありがとうございます！待ってました！そして最新話読んで若干泣きました！これからも無理せず頑張ってください！応援してます！ (2020年12月30日 21時) (
レス) id: f05c140f5e (このIDを非表示/違反報告)
sikura(プロフ) - 続きが楽しみです！無理しないで更新していってください！ (2019年12月7日 15時) (レス) id: 8625e8b290 (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - 続きが楽しみです！（泣）続きが気になりすぎて夜しか眠れないですがぁ（泣） (2019年9月11日 17時) (レス) id: bcd225de1e (このIDを非表示/違反報告)
マレイ(プロフ) - 月夜さん» コメントありがとうございます！次回更新時に招待を正体へと訂正したいと思います。ご指摘ありがとうございます！続きを楽しみにしてもらえて嬉しいです。 (2019年6月22日 10時) (レス) id: 7b94b28b2d (このIDを非表示/違反報告)
樹姫(プロフ) - 面白かったです！続きが気になります！ (2019年6月20日 16時) (レス) id: fc4bcc113a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
