やばい孤児院の園長です｢名探偵コナン｣

14話 ページ15

A｢もう、わかったろ？俺はお前の兄ちゃんだ。真純……俺はもう死んだ人物だ……忘れてくれ｣

だんだんと、頭が冷えてきた……

だけど、もうあそこまで暴露をしてしまったんだ、あとにゃあ戻れやしねぇな

世良｢……っ兄さんは……火事で、あの時、葬式もしたっ｣

A｢俺かもしれないって疑ったのはどこの誰ですかっての｣

世良｢それなら母さんに｣

いややや、真純からこんなに乱暴に携帯をとった所を見せたら秋から拳骨くらうな……

だがしかし

A｢伝えないでくれ……｣

世良｢でも……みんな心配してんだ｣

A｢真純は…俺を殺したいのかい？｣

世良｢なんだよ、それ。誰かにおどされてんのか？それなら僕がいくらだって解決するさ！｣

A｢無理だ。きっとコナンくんだってね｣

俺を…俺たちを脅しているのはこの世界の頂点に立つ神様だからね

あぁ…本当は文句だだ漏れだっての！全部言っていいなら吐きたいって！けどなぁ？？やっぱり色々葛藤があったって人間だ。

やっぱり…こんなくそな人生だって

A｢生きれるのなら最後まで足掻きたい…だから頼むっ殺さないでくれっっ｣

世良｢でもっ！秀にぃだって死んでっ……変える気はないんだな？久しぶりに会ったのにすまなかった｣

A｢ありがと…｣

あーあ、情けねぇの、まだまだ子どもなこの子にこんな顔させちゃって…

世良｢内緒にしとくからこれだけは言わせてくれないか…？｣

A｢なんだ…？｣

世良｢生きててくれてっよかった！｣

…この時の俺の心情を答えて見せよ…

えっえっえ？ガバって抱きつかれたよ…？あっ

えっまって…いくら実の妹であっても原作の世良真純だからなっ！？世良ちゃんだからな！？

平然にしていられる奴どこにいる！？

…こ、こ、これは…抱き締め返した方がいいのか？大丈夫？おれ、捕まらないよね？

A｢…っすまない。ありがと。｣

ああああ！やってしまった！ヒロインとして扱ってもいいこのこと、(正直いってほぼほぼ)おっさんである俺がっ！

世良｢匂いが同じ…だなんて事はないけど…抱きついてみてわかった。やっぱりあんたは僕の兄ちゃんだ…｣

世良｢きっとこの子達のことも、それが関係してるんだろ？お金のことはもういいさ、ありがとうな！お兄さん！｣

かっこよく颯爽とさる俺は隠れていた人物に気づかなかったんだ


――｢ま、真純がどこぞの男と抱きついているのかっ｣

大学院生の……沖矢昴、件、弟の赤井秀一とやらに

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